『ミスタースペルミス』

⑿『ミスタースペルミス』

⑿『ミスタースペルミス』

㈠

ああだこうだと、のらりくらり、人生を過ごす、ミスタースペルミスのことだから、地球の安定のことも、承知の上で、物事を派生させて考えているんだろうな、と思うのだ。スペルはミスしても、賢いんだろうな。

㈡

そうなんだろうな、という思いで、ミスタースペルミスのことを考えても、しかし、地球を救う程、賢いとは思われないんだ。不思議だよ、ミスタースペルミス。永遠という言葉を知っていそうな、ミスタースペルミスだから。

㈢

ミスタースペルミス、ミスタースペルミス、ミスタースペルミス、一体、何度呟けば、我々は、ミスタースペルミスの位置に行くことが出来るのだろう。無論、俺は、ミスタースペルミスの位置に行く予定はないけれど、一度は、拝んでみたいものだよ。