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ダークヒーローは見つからない  作者: 放課後 始
楽しいね
4/14

楽しいね ~1時間目~

家を出る→学校へ行く→NEXT

ゆっくり行きますよ。

会話する場合カッコの前に名前の頭文字を書いてるんですけどどうですかね?

家を出るとこまではいつも通りだった。困ったことにそれを崩す異分子が現れた。

「もう!遅いよ!早く行かないと学校遅刻しちゃうよ!」

この元気な異分子は 五堂(ごどう) 伊月(いつき)

親友と呼べるくらいには仲がいい(と言われた)友達だ。

赫「いつもは先に行ってるくせにどうした?頭打った?」

本気でこいつが何故ここに居るのか分からない。

伊「だって今日は二人が出会って4年目だよ!親友と行くのは当たり前でしょ!」

うん。別に付き合ってる訳じゃないし、別に学校以外だとLINEするくらいしか話さないし、そもそもなんで出会ってからの年数を数えてるのか分からないし、支離滅裂な言動に混乱するんだけど…

赫「全くもって意味が分からん…」

伊「意味分からなくて別にいいよーだ!ほら行こ!」

混乱は解けないまま二人で学校に行くことになった。

別に嫌なわけじゃない。むしろ話し相手ができて喜ばしいくらいだ。

伊「そういえばさ、赫夜くんって能力誰にも教えてないよねー。」

赫「説明してもどうせ理解できないし感知もできねぇよ。」

伊月は不服そうな顔をしていたが関係ない。なにせ自分でも説明し辛いのだ。

伊「じゃあ名前だけでも教えてよ。どんな名前なの?」

赫「……認識阻害」

伊月「うわっ…全く意味分からない能力なんだね…だから4年間教えてくれなかったの?」

赫「そういう訳じゃないけどさ…変なリアクションされても反応に困るっていうかなんというか…」

伊「ふーん…まぁなんでもいいけどね!私の異能の女王(クイーン)にかかればどんな能力でも看破しちゃうんだから!」

これはなんも嘘をついていない。彼女の異能は恐らく最強クラスだ。なにせ女王はハッキリと認識できる全ての能力を無効化できる。俺の能力も直感でもハッキリと認識できれば無効化できる。

赫「ハイハイ…さすがだなー。」

伊「さては今のは適当だな?」

こんな他愛ない会話をしながら学校へ向かった。

キャラ紹介

五堂(こどう) 伊月(いつき)

能力 飛行 異能 女王(クイーン)

飛行→空を飛ぶことができる

女王→ハッキリと認識することでありとあらゆる能力を無効化できる。

考察

クラス委員長で陽キャな女子高生。誰にでも優しくみんなに人気がある。別に赫夜に恋愛感情があるわけではないが不思議と仲良くしている。

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