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ROUTE  作者: 真紘
ACT.3遭難
14/16

14

本日連続投稿、三話目です。ご注意ください。

『タケルくん、それ以上は進まないで。予定調査範囲を超えるわ』


 サキからの通信で、タケルは足を止める。

 辺りはどこまで行っても瓦礫の山ばかりで、かすんだ視界では全て同じに見える。

 いつの間にか、シャトルから離れすぎてしまったらしい。


 タケルはすぐそばの山に登る。

 山といっても、もとは戦艦だったものだ。

 真空の宇宙や大気圏など、様々な状況下でも耐えられるよう英知の限りを尽くして造り上げたはずの戦艦が、長い砂嵐にさらされた結果、錆び付き、朽ちて崩れている。

 大地に顔を出しているのもブリッジ部分だけで、割れたガラスから中に砂が入り込んでいた。

 少し離れた場所に、主砲と思われる筒が二本、地面から生えていた。


 状況から考えるに、長い時間をかけて、砂嵐が戦艦のほとんどを埋めてしまったのだろう。

 さっきまで自分が歩いてきた地面の下にも、もしかしたら数え切れないほどの戦艦やレイダーが埋まっているのかもしれない。


 自分たちも砂の中に埋まってしまうのだろうか――いやな考えが頭をよぎり、タケルは大きく頭を振った。


「サキさん、他のみんなから報告は?」

『あなたと一緒よ。無残に壊れた戦艦やレイダーが転がっているだけ。廃棄するためにやって来た輸送艦も、廃棄物を管理する施設も見つかっていないわ』


 サキの説明を聞きながら、辺りを見渡してみる。

 相変わらずかすんだ視界に映るのは、灰色の砂の大地と、廃棄物の山。

 タケルがいる場所は、ちょうど同じ時期に廃棄されたものばかりなのか、足下の戦艦と同じ高さの山がいくつもつきだしている。

 そんなに距離は離れていないが、とにかく砂嵐で視界が悪く、それが戦艦のどの部分なのかは分からない。


「……こっちも、目新しいものはないですね。別の場所を探します」


 サキとの通信を終わって、山を下りようときびすを返した。


『……ト…』


 誰かの声が聞こえた気がして、タケルは振り返る。


 唐突に、視界に映る世界が傾いだ。



「う、わああああぁっ!」


 足を乗せていたブリッジの屋根部分が崩れたのだと気付いたときには、既に遅かった。

 砂に埋もれたブリッジの中に落ち、砂浜のようにさらさらな砂の上をすべり落ちていく。

 抵抗しようにもつかまるものもなく、されるがままに別の穴からブリッジを飛び出した。

 それでも止まることなく滑り続け、結局、にょきにょきといくつも突き出ていた戦艦たちの谷間まで落ちてしまった。


『……ルくんっ、タケルくん! お願いだから返事をして!』


 必死に自分へと呼びかけるサキの声が届く。

 おそらく、滑り落ちている間も呼びかけてくれていたのだろう。彼女の声が聞こえるということは、少なくとも、生きてはいるということだ。

 タケルはどこか怪我はしていないだろうかと、慎重に手足を曲げてみる。

 とくに痛みが走るということもなかったので、勢いよく足を振って起き上がった。


「サキさん、すみません。無事です」

『タケルくん! よかった……悲鳴が聞こえたから驚いたのよ。なにがあったの?』

「じつは、瓦礫の山から滑り落ちてしまいまして……」

『そんな危ないところにどうして登ったりするの!』

「猫と何とかは高いところが好きって言うじゃないですか」


 へらへらと笑いながら答えると、『笑い事じゃありません!』というサキの喝が飛んできた。

 腰に手を当てて指をさす彼女の姿が目に浮かぶ。


『とにかく、そんな冗談を言える余裕があるということは、怪我はしていないのね?』

「はい。砂の上を滑り落ちただけなので、パイロットスーツも無傷です」


 自分で答えながら、本当に幸運だったと思う。

 タケルが滑り落ちた急斜面には、戦艦の破片がちらほらと顔を出している。

 もしあのどれかにでも引っかかっていれば、今頃スーツが破損して大惨事となっていただろう。


『辺りの様子は? 自力で戻れそうかしら?』


 とりあえず見上げてみるも、これだけ乾燥した砂山を登るのは不可能だろう。

 へたに登ってまた滑り落ち、今度こそスーツが破損、なんていうことも考えられる。

 仕方なく、タケルが辺りを見渡すと、小さな山がいくつも重なる谷間に落ちたので、細い通路が左右に伸びていた。

 陸戦でよく見られる、積み上げた土塁の間の細い通路によく似ていた。


「自力で山を登るのは無理です。ただ、他にも道があるので、山を迂回すれば帰れると思います」

『そう……あ、でもちょっと待って。イサがもうすぐそちらに着くから』


 サキさんの報告とほぼ同時に、イサの声が遠くから聞こえてくる。

 ヘルメットを被っていると、声はあまり遠くまで届かない。という事は、すぐ近くなのだろう。


「高いところが大好きなおバカなタケルく~ん、どこですか?」


 自分で言い出したことだが、こうやって改めて誰かに言われると腹が立つのはなぜだろう。

 そんなことを思っていると、タケルがさっきまで立っていた山の上に、イサがひょっこりと顔を出した。


「おっ、タケル発見。思ったより元気そうだ」

「おう、イサ。タイミングよく現れたな」

「当然だろ? 俺はお前の相棒だぜ? てのは半分嘘で、ねーちゃんが大慌てで俺たち三人に連絡してきたんだよ。タケルに何かあったって」

「……ってことは、ヤマトやラーゼもこっちに向かっているのか?」

「たぶんな。俺が一番最初に駆けつける辺り、さすが相棒って感じだろ?」


 相変わらずなイサに、タケルは自然と緊張がほぐれる。

 イサはさらに山をよじ登って、山頂からタケルを見下ろした。


「こっから滑り落ちたのか? よく無事だったな」


 イサは身を乗り出して谷底のタケルを見る。

 二人の間には、ビルの五階ほどの落差があった。


「自分でも奇跡だと思う」

「何かロープでも持ってきて引っ張り上げてみようか。そのうちラーゼたちも来るだろうし、俺、シャトルに戻っていい物ないか探してくるよ」


 一旦山を降りようと、イサがタケルに背を向けたそのときだった。


 イサの後ろ足が、乾燥した砂にとられて沈み込んだ。



「う?」


 予期せぬ足場の崩落に、イサはバランスを崩し、前のめりに砂の上に倒れ込む。そして――


「わーーーーーー!!」

「ぎゃーー、バカーー!!!」


 タケルと同じように急斜面を滑り落ちてしまった。


 滑り落ちるイサを、タケルははらはらしながら見守る。

 突き出す瓦礫に引っかかることもなく滑っていたイサだったが、タケルと違い、三分の二ほど落ちたところでスキーのジャンプ台のようにそり上がった部分に辿り着いてしまった。

 勢いよく滑っていたイサは、そり上がった地面を乗り越え――


 そして、宙に放り出された。


「ちょっ、えっ、まっじかよ!」


 唖然と見つめていたタケルだったが、大慌てで宙を飛ぶイサのもとへと走る。

 イサが地面に叩きつけられるまさにその直前に、タケルはスライディングで飛び込んだ。


 重く柔らかいものがぶつかる音と共に、辺りの砂が舞い上がって視界が閉ざされる。


「……タケル、生きてるか?」

「……半分、死んだ」


 イサの下敷きになったタケルは、うつぶせに倒れたまましばらく動けそうになかった。

 一方のイサはというと、タケルのおかげでほとんど無傷で済んだらしく、軽い身のこなしで彼の背中から降りた。


『ちょっと、イサ? 今度はなにが起こったの?』

「えーっとだねぇ、大変言いにくいのでタケルに聞いてください」


 イサが苦笑いを浮かべながらタケルへと視線を送ってきたので、タケルはうつぶせのまま、「いやだ、お前が自分で言え」とだけ答えた。


『なによ二人とも、ちゃんと報告しなさい!』

「その……落ち着いて聞いてね、ねーちゃん。実はさ、俺もタケルと同じように山を滑り落ちちゃった……みたいな?」

『ええええええぇぇっ? ちょっと、なにやってんのよ!』


 サキの怒鳴り声が頭の中を反響し、タケルとイサはヘルメット越しに耳を押さえた。

 ちなみに、タケルは未だ起き上がれないでいる。


「いやぁさ、タケルの位置を確認しようと思って山に登ったんだけど、とにかく足場が悪くって、降りようとしたときに転げ落ちた」


 サキの長いため息が通信機から聞こえてくる。頭を抱えている姿が容易に浮かんだ。


『……ラーゼがもうすぐそちらに着くそうよ。ヤマトくんも合流してるって。とにかく、あなたたちを助ける方法がないか探ってもらって――』

「あぁ、それなんだけど、へたに山を登れば俺たちと同じ結果になると思うんだよ。だから、こっちはこっちで迂回して帰るわ」

『大丈夫なの? 詳しい地理は分からないのよ?』

「シャトルの位置さえ分かっていればなんとでもなるよ。幸い、二人とも無傷だし」


 イサはタケルに同意を求めようとしたが、相変わらず倒れたままなので却下した。

 代わりに、「大丈夫、大丈夫」とイサ一人で念を押す。


『……分かりました。ラーゼたちには同じように迂回して合流するよう伝えます。とにかく、無理はしないでね、二人とも』


 心配するサキにイサが明るく返事をすると、タケルも「了解です」と答えた。

 通信が終わると、やっとタケルは起き上がる。


「悪かったな、タケル。回復したか?」


 起き上がったタケルは、イサが激突した腰をさすり、渋い表情でにらんだ。


「正直、男に乗っかられても嬉しくないんだけど……」

「あー、はいはい。そっちのフォローはユウイに頼んでくれ」


 イサは顔をしかめ、タケルのヘルメットをつかんで後ろへ強く押した。

 タケルは抵抗もせず仰向けに倒れると、また砂埃が軽く舞って視界がかすんだ。


「つーか、普通あの状況で落ちてくるか?」

「そういうお前だって落ちただろ。人の事は言えません」

「そうだけどさー」

「まぁいいじゃん。ひとりよりは二人。心細くないだろ?」

「お前、そう言えば全てが許されると思ってるだろ」


 起き上がったタケルがイサをにらむと、彼は「ばれたか」と舌を出して笑った。

 あまりに緊張感のないイサに、タケルは怒っている自分がばからしく思えてきた。そもそも、怒っていないけれど。


「じゃ、遊びはここら辺にして行くか」


 イサは立ち上がり、タケルへと手を伸ばす。

 タケルはそんな彼を見上げたあと、「お前が言うな」と素っ気なく答えてその手を取り、立ち上がった。


 二人が滑り落ちた場所は左右に道が伸び、谷底の川のように大きく蛇行している。

 どちらへ進むか悩んだ結果、じゃんけんで決めるという二人らしい結論に落ち着いた。タケルが勝ったので、右手の道を進む。


「つーか、俺たち危機感ねぇよな」


 先を歩くタケルがしみじみとつぶやくと、イサは「そうかぁ?」と答える。


「こうなっちまったもんは仕方ないよ。へたに悲観的になって身動きとれなくなるよりか、ずっと生産的だと思う」

「そうだけどさ、もしかしたら、このままこの星で死ぬかもしれないんだぜ?」

「別にそれはそれで構わないよ。ねーちゃんが一緒ならね」


 さらりと断言するイサに、タケルは「姉バカ」と苦笑した。

 ついてくるイサは怒るどころか「当然」と答えた。


 しばらく歩き続けていると、右手にあった二人が滑り落ちた山が途切れてなくなった。

 山の正体はブリッジだったので、ブリッジの一番奥まで歩いて来たのだろう。

 左手には相変わらず戦艦の一部が壁を作っているが、右手側は一気に視界が広がった。といっても、見えるものと言えばやはり瓦礫の山だけなのだが。


 サキに現在位置の確認をとっていると、自分たちを呼ぶラーゼの声が聞こえてきた。向こうもブリッジの端まで歩ききったらしい。

 砂嵐でかすむ視界の中、二つの人影が見えた。


「どうやら、シャトルに戻れるみたいだな。ねーちゃんと離ればなれにならなくてよかった」

「……お前、ほんとそればっかだな」

「大事な人だもーん」

「はいはい」


 二人はラーゼたちに手を振りながら、合流しようと歩き出した。

 合流するなり、ここぞとばかりにラーゼにくどくどと叱られ、タケルは話半分にそっぽを向いた。


 そのとき、灰色の世界の中で、鮮やかな赤を目にする。


「おい、タケル、聞いているのか?」


 ラーゼが注意したが、タケルは手を振ることで言いたいことがあると主張した。

 全員が自分へと注目したところで、タケルは自分たちの左手、さっきまで道を抜けようと歩いていた方角を指さす。


「あれ、あの山。あれだけ、色が違うんだ」


 タケルが指さした先には、いままでと同じ砂に埋まった戦艦の一部がひょっこりと顔を出している。

 だが、明らかに違うのはその色だ。

 ほとんどが砂嵐の中で灰色に染まっているにもかかわらず、その山だけは、鮮明な赤をタケルたちの目に見せつけた。


「どういうことだ? あれだけ、新しいのか?」


 眉をひそめるラーゼに、イサは首を横に振った。


「新しいとしたら、砂に埋まっているはずがないよ。もしかしたら、特殊加工をしたテスト艦かもしれない」

「赤い、戦艦……」


 ぽつりとヤマトがつぶやくと、血相を変えてタケルの胸ぐらをつかんだ。


「お前……さっき言っていたのはこのことかっ!」


 いつもの穏やかな様子からは想像もできない強い口調で、タケルを昔ブリッジだった山に叩きつけて叫ぶ。

 あまりの豹変に驚きながら、イサとラーゼが慌ててヤマトを引きはがし、タケルは首を押さえ、むせかえってその場にひざをつく。


「おいおいおいっ! 急になにをするんだ、落ちつけって!」


 二人がかりでヤマトを押さえ、ラーゼが必死に落ち着けようと語りかける。

 だが、ヤマトはそんな二人を力任せに振り払い、またタケルの胸ぐらをつかんで持ち上げ、そのまま砂の山に叩きつけた。


「言え! いつからだ? いつから声が聞こえたんだ!」

「なんの、ことだっ……」

「しらばっくれるな! あの赤い戦艦は父さんが実験用に造ったものだ。あの中になにがあるか、お前なら分かるはずだろう!」

「いい加減にしろっ、ヤマト!」


 ラーゼがヤマトをはがいじめにしてタケルから離れさせる。

 その場にうずくまるタケルをかばうように、イサが駆けつけた。

 ラーゼから離れようと、ヤマトは足を思い切り振り回して暴れる。

 いったいこの細い身体のどこにそんな力があるのか、ラーゼは振り払われそうになったので、慌ててヤマトを地面に叩きつけ、背中に乗って押さえ込んだ。

 完全に身動きを封じられてもなお、ヤマトはタケルを強くにらんだ。


「いつもそうだ! お前のせいで……全部めちゃくちゃになるんだよ!」

「落ちつけってば! おい、イサ、タケルは無事か?」


 イサに支えられながら、タケルは身体を起こす。

 苦しそうに喉を押さえたタケルがヤマトへと視線を送り、そのまま、目を見開いた。

 タケルの異変に気付いたイサが同じようにヤマトとラーゼへと顔を向ける。そして、はっと動きを止めた。

 二人の異常とも言える反応に、ラーゼはヤマトを取り押さえることをやめ、ゆっくり振り返る。

 自由になったヤマトも、上半身を起こして器用に後ろを見た。


 地面から顔を出す赤い戦艦についた衝突防止灯が、白い光を放っていた。


 それはまるで呼吸するかのようにゆったりと点滅し、船体の大部分を砂の中に埋めながらも、機能停止していないことを四人に告げた。

 全員が振り向くのを待っていたかのように、衝突防止灯がひときわ強く瞬き、次の瞬間、タケルたちを地響きが襲った。

 激しい揺れはタケルたちの背後の砂の山を崩れさせ、タケルとイサは、激しい揺れに足を取られながらも何とか崩れ落ちてくる砂に巻き込まれずにラーゼのもとまで移動した。

 ただでさえ悪い視界が、舞い上がった砂埃でほとんどなにも見えなくなる。

 地面が割れるような大きな音が響き、四人は不安から自然と身を寄せ合って音の方角を見る。

 だが、なにも見えない。


「お……おいっ、サキ! そっちで地震は起きていないか?」

『いいえ。ただ、地鳴りのような音が聞こえてる。なにが起こったの?』

「そんなのっ、俺たちが聞きたいよ!」


 そう叫んだラーゼの声は、哀しいぐらいに情けない声だったが、誰もそれを責めなかった。

 タケルたちは、声を出すことすらできないのだから。


 相変わらず地面が強く揺れて動くことができない。そんな中、今度は強い風が吹きつけてきた。

 パイロットスーツ越しでもじんわりと暖かさが伝わってくるという事は、相当な熱風が吹きつけているということだ。

 地面の揺れは収まってきたが、四人は風に吹き飛ばされないよう踏ん張らなくてはならなかった。

 しばらく耐え続けていると、熱風も収まり、タケルたちの耳に届くのは、砂嵐の音だけになった。

 さっきの熱風と比べれば、ずっとずっと穏やかな風に思えた。


 タケルたちは赤い戦艦が埋まっていた場所を見つめながら、視界がクリアになるのを待つ。

 吹きつける自然の風は砂埃さえも連れて行き、次第に辺りの様子が鮮明になってくる。

 かすむ視界にぼんやりとシルエットを見せる戦艦。

 ただそれだけで、事態の異様さをタケルたちに教えた。


「なんだよ、これ……」


 ラーゼがつぶやき、他の三人は無言で息をのむ。


 タケルたちの視線の先には、確かに、赤い戦艦はあり続けた。

 だが、さっきまでとは違い、土に埋まっていた全身を四人に見せつけていた。


 廃棄されたとはとうてい思えない、太陽の光を見事に跳ね返す真っ赤な戦艦が、灰色の砂の上に鎮座していたのだ。


 そして、タケルは聞いた。


『ヤマト』


 自分を呼ぶ、『彼女』の声を――


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