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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

月がきれい

作者: たぁ~

初めて書きます。

誰かしらに届けばなと思います。

はじめに。

小説を書くと言うよりは、

自分自身が経験して来た事。

そこから学んだ事。

事実。いけない恋愛から学んだ想い。

伝えたかった事。叶わなかった願い。

届けたかった気持ちを書く事になると思う。

共感とかそーゆーのも嬉しい。

けど、

誰かしらの心のどこかに届けばいいな。

って思って書く事にする。

今は届かなかったとしても。

いずれ君が読んでくれる日が来たのなら

嬉しい。



出会いは今日でちょうど1年と4ヶ月前。

インスタのストーリーのアンケートで誰か話そう。

って投稿でお互いに知り合った。

その時はまだ、いずれこんなお互い傷つけ合って、

辛い日々を過ごす事になるとは思ってもいなかった。


まずはじめに。僕の経歴から説明しようと思う。

離婚家系で育てられて、

小学4年生で母親に親権が渡る形になった。

そこからというもの、新しくできた母親の男。

その男には暴力、僕が好きだったバスケのシューズ、服、すべて捨てられたり、包丁を突きつけられたり。

真冬の雪が降る中、外に2時間、3時間裸足で立たされたり。そこから飛び降りて死ね。

そんな毎日を送ってた。

唯一の救いは、バスケだった。

けど、中学1年生の頃の新人戦。

母親の男がお前は出るな。

その一点張りで試合にも行かせてもらえなかった。

そんなこんなで、中学3年に上がる頃に母親もその男の事を見かねて、

別れる決意をした。

そこからというもの。

新しく男ができたりする時には僕は反抗ばかりした。

その結果、高校1年生の頃、

実の親父の方に戻された。

父親の方に戻ったのはいいものの。

約1年間、1人暮らしをさせられた。

親に愛されない。

自分なんか必要がないと思ったりもした。

けど、その中で学ぶものも沢山あった。

自分が親になったら絶対に子供にこんな辛い思いはさせない。させてはいけないと思えた。

今で言うヤンキーみたいな道にも走って。

警察の世話にもなったりもした。

けど、高校を卒業して、専門学校にも行けた。

心のどこかには、真面目な学生生活ってものを送りたかったんだろうなって今になったら思う。

高校1年の夏。

まだ母親の方にいる時に、約1ヶ月、ご飯すら作ってもらえない日々が続いた事があった。

月5000円のお小遣いで1日1食。

安いパン1個。ヨーグルトだけ。

そんな生活が続いた。

その時に、周りの友達がおにぎりを作ってくれて来たり。支えてくれる事がすごく嬉しかった。

それもあって、食べ物で今度は僕が、誰かのことを支えてあげられるような大人になりたい。

そう思って料理の道に進んだ。

料理をするとはいえど、やはり下積みは辛かった。

何回も挫けた。死にたいって思う事もあった。

けど、

なんとか乗り越えて今がある。

あとはお金を貯めてお店を開くところまできた。

そこに今僕はいる。

僕の今までの経歴はこれくらいにしておこう。


さて、今回の題名にもある月がきれい。

その僕の想い人。

その出会いから今までのことを話そうか。


出会いはインスタ。

そこから話初めてすぐに打ち解けた。

だけど、慣れて来た頃に打ち明けられた事がある。

私結婚してて子供がいるんだよね。と。

初めの頃は正直な話、若さも相まって、遊びでも良いやと思いつつ、多分お互いにだと思う。

体の関係になった。

不倫相手になってるのも理解はしていた。

けど、お互いに次、また次、毎週のように会うようになると、お互いが依存するようになった。

僕自身、愛情を持って育てられなかったのもあるのかもしれない。

その女の子も愛情をあまり与えてもらえず、育って来たらしい。

その中で高校生で妊娠してしまって。

結婚。高校中退。

そんな人生を送っている中で、

旦那さんにはDV、キャバクラで働け。

働いた金はすべてギャンブル。

そんな辛い想いしてる彼女の事を僕は放っておかなかった。

たとえいけない関係だとしても。

自分が幸せにしてあげたい。そう思った。

そこからと言うもの、会う頻度も多くなり。

僕が好きだったアーティストのライブに一緒に行くようになり、同じ趣味もできたりした。

いけない関係だとしても、彼女の事を喜ばせたかった。

ただただそれだけ。自己満足かもしれない。

けど、お互いにお互いの事を大切に思っていたと思う。

それから、月日は流れ、12月。クリスマス。

願いに願い続けてきて、

本当に行けたクリスマスライブ。

とても楽しかった。

感動した。泣いた。

いろいろな想いを持って2人で行ったライブ。

今でも忘れてない。

そして彼女と会ったのはそれが最後。

今この文章を書いている今日。

最後に会ってから半年。

それからはもう会えてすらいない。

電話で話したりはしていたが、少しずつ距離ができ始めたり。僕自身の持病が出て来たりして、

それ以上お互いに会えない時間が続くとしても、お互いに辛いだけだと思い、突き放した。

突き放してから最初の頃は少し連絡はとったりしていた。

子供もいるし、結婚もしている。

いけない関係だった。そう思うようになり。

これでよかったんだなって自分で納得するようになった。

けれど、6月に入り、彼女からいきなり連絡が来た。

離婚した。と。

いきなりのことすぎて頭が追いつかなかった。

だけど、まだ心の中にはお互いかは分からない。

けどお互いの事を思っていたと思う。

だからこそ、会いたかった。会ってやっとだね。

頑張ったねって言ってあげたかった。

けれど、彼女には隠しているのは僕も察するタイプの人間だから、男がいるのは明らかにすぐに分かった。

僕には実家にいる。と言いつつも、友達、女の子の家と言いつつも。

男の家にいる証拠も掴んだ今。

嘘をつかれてる事がすごく頭にくる。

じゃあなんで連絡して来たの。

俺はキープかって。

彼女は気付かれていないと思っているだろう。

けれど、今夜、連絡が返って来たら全てを話す。

そしてもうスッキリ終わりにしようと思う。


最後に、何が言いたいのかと言うと。

人の事を大切にする気持ちとか、

愛情、友情、嘘をつかない。

傷付けない。人の切なさ、儚さ。

全てを彼女も含めて学んでほしい。

僕が経験して来た事を簡単にはなってしまったが、

ここに記しておく。

忘れないために。

残酷すぎる。けれど、どこか救われたのかなって思ったりもする。

痛くて苦しくて、苦い、深すぎる仲になってしまった話。

今度はちゃんとした恋愛をしようと思う。

ありがとうございました。

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