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ペテル王太子

グランドバレー王国

1000年の歴史を持つ王国であり、現在は女王フレイヤが統治している。

フレイヤは10年前の当時21歳だった時、今は亡き王配アイスとともに魔界の古の大妖怪『魔神セアラ』の末裔『カウカ』を封印した。

それ以来王家の国民支持率は85%を超えており、圧倒的な支持を得ている。

そのフレイヤの一人息子・ペテルはグランドバレー王国の王太子であり、彼もまた国民からの熱い期待を受けていた。

だがまだ9歳の王子には国民の支持率などどこ吹く風、今日も通う小学校の制服のマントを翻し、グランドバレー城前のラスク大通りを元気に駆け抜ける。


-グランドバレー王立学院小学校-


この学校がペテルが通う学校である。

正門前には松の大木があり、そこでいつも学友と待ち合わせをしていた。

目的の学友2人はすでに松の大木の下で待っていた。


「遅いですよ、殿下」

礼儀正しく話しかけるのは、伯爵家の次男・ジェラであった。

「おはよう。今日も堅苦しいあいさつだね」と返すペテル。

「おっす!お前ら、今朝は何を食べた?俺はバナナ3本!」

これはエゼの発言。南国の国・ムアグからの留学生である。

ジェラはエゼの方に顔を向け

「お前は毎日、朝の挨拶はそれだな」というと、エゼは「文化の違いだろ?」と笑顔で返した。

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