9.マイホームのやつ
すると、次の瞬間に大輔は自分の体に力がみなぎるのを感じた。
大輔「うおおお!」
大輔は腹に刺さったナイフを抜き、そのままゴブリンの顔面に突き刺す!
次の瞬間、ゴブリンの顔面ははじけ飛ぶ!
大輔「おおおおおお!!」
秀樹「だ、大輔!?」
大輔がいきなり雄叫びを上げるとゴブリンが1匹、頭を爆発させた。
秀樹「な、なんだこりゃ!?」
大輔「・・・オーバーキルか・・・・すげえ・・・」
《あと、3秒です。》
大輔「3秒で十分!!」
大輔は一瞬で秀樹の方のゴブリンに近づくと、顔面にパンチを叩きつけた!
瞬間、ゴブリンの顔面ははじけ飛ぶ。
大輔「すげえ・・・」
《残り0秒》
途端に大輔の体から力が抜ける。
大輔「ふお!?」
力が抜けると同時に大輔はその場にへたり込んだ。
大輔「う、お、すごい疲労感・・・」
秀樹「大輔!すげえなお前!!」
秀樹はすぐさま大輔に近寄る。
腹の傷を見るが、血は出ていない。
秀樹「どうなってんだ??」
大輔「秀樹、悪いが肩を貸してくれ!急いでここから逃げよう!」
秀樹「わ、わかった!」
秀樹は大輔の肩を担ぐと急いで逃げ出した。
そして、脳内に響く声・・・
《レベルが上がりました。》
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秀樹「か、帰ってきたぁ〜」
大輔「もう動けん!」
2人は家に入るなりバタンとぶっ倒れる。
そこへ秀樹の飼っているニャンコが走り寄ってくる。