1.始まりのやつ
宜しく♪
それは余りにも唐突な出来事だった・・・
オレの名前は芹沢 秀樹(29歳)自称パチプロだ。
オレの日課は毎日の夜中のウォーキング、まあ深夜徘徊とも言うがw
その日もウォーキンをしていたんだ、いつものように・・・
アレが出現するまでは・・・
ーー深夜1時00分
秀樹「・・・え?」
現在彼は混乱していた。
夜中なのに彼を照らす光はあまりに明るすぎた・・・
秀樹「燃えてるし!!」
彼の数十メートル先には自販機が数台並んでるのだが
それは何故か盛大に燃えさかっていた。
秀樹「ま、マズイんじゃね、これ・・・?」
消防車を呼ぶためにスマホを取り出す。
秀樹「・・・・消防車って119それとも110か115?」
人間焦った時はこんなもんである、そんな感じで絶賛パニック状態の秀樹だったw
秀樹「何でもええわ!」
とりあえず119に電話をする
・・・・繋がらない。
秀樹「え? なんでや、繋がらへんで110か!?」
・・・・聞こえてくるのはプー、プーの電子音
秀樹「何でやねん!こんな時に繋がらんてっ!!」
《その時、秀樹の背中を寒いものが走った!》
秀樹の視界に一瞬こちらに向かって飛んでくる物が見えた。
秀樹『あぶだらぁーーー!!』
彼はシックスセンスに従って転げ飛び転んだw
次の瞬間、彼の居た場所には爆発が起こり周りの土や木が燃え上がる。
秀樹「・・・・え?」
何かが飛んで来た方向を見ると、そこには緑の化け物がいた。
秀樹「何だあれは!? 人間じゃない!?」
緑の化け物は邪悪な笑みを浮かべると杖?の様なものを構えた。
すると、そこに炎のボールの様な物が現れた
秀樹「ヤバイ!ヤバイ!また何か飛ばしてくる! っつか、何だよあれは!?」
秀樹はすぐさま近くのマンションに逃げ込んだ。
秀樹「な、なんだよいったい・・・あいつは何だ?」
マンションに入り、階段を駆け上り2階フロアーの物陰に隠れた秀樹は汗だくで考えた
秀樹「・・・緑の化け物・・・杖みたいのから炎を飛ばしてやがったな・・・」
彼は最初の一撃をシックスセンスでかわしたが、当たれば死んでいたと思う。
そう考えると体が震えてくる
秀樹「くそっ!落ち着け、冷静になるんだ・・・」
彼は少し落ち着くために2階から下を見下ろした。