【エッセイ】僕の理想の女性像をひたすら書き綴るだけ①(賛否両論ドンと来い)
快活な女性が好きだ。
いつも無邪気な笑顔を見せるそんな人がいい。
朝から晩まで遊んでも疲れを見せず、「じゃあまた明日ね!」と言って帰っていく姿を見て「やれやれ、......楽しかったな」と夕空を仰ぎたい。
ちょんちょんと肩を叩かれて振り向いたら、頬に指を刺される。
そんな古典的なちょっかいも堪らなく好きで。
「くっだらないなー」と言いつつも内心のむず痒さを噛み締めたい。
お返しにリュックサックを軽く引いて驚かせると、
頬をふくらませて「やったなぁ!このやろー!」と襲いかかって小競り合いをする。
一悶着の間で、自然に手を組んだり、脇腹をくすぐり合ったりする。
そんなことが当たり前で揶揄いが楽しくて仕方がない笑顔が見たい。
でも......
時には辛いこともあるだろう。
心が折れそうになり、全く似合わない涙を流すこともあるだろう。
そんな時は大声で泣いて欲しい。
僕の腕を引きちぎるくらい強く引っ張っても構わない。
何も気にせず、涙と鼻水でぐしょぐしょになるくらい踠いて足掻いて泣きじゃくっていい。
それで君の笑顔が戻るなら。
全ての不安と悩みを共有したい。
そして共に、一緒に笑顔を戻していきたい。
その笑顔が僕の活力となり、またからかって君の笑顔を見たいと思うから。
もし僕が主夫になるなら。
家事も育児も「どんと任せとけ!」と張り切って、ハイタッチをして君を見送りたい。
君がくたくたになって帰ってきたとしたら、優しく引き寄せて「ありがとう」と伝えたい。
一緒に夕食を食べて、今日あった一日の良い出来事も悪い出来事も共有したい。
愚痴を零すけど、まるで笑い話かのように語る姿が見てみたい。
そうやって気を張ってる彼女の頭を撫でながら、「頑張ったね」と伝えたい。
そして苦手な照れ笑いで「うん...!」と言うんじゃないかな。
1万分の1くらいレアなこの表情を目に焼き付けながら眠りにつきたい。
朝起きたら掛け布団をひっくり返されながら起こされたい。
いつもの揶揄う時の、太陽みたいに眩しい笑顔を見て晴れやかな気分で一日をスタートしたい。
※この作品は僕の理想であり妄想です。既存の作品等とは一切の関係がありません。(影響されてる部分は多少......)悪しからず。