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奪取yourライフ  作者: 書人知らず
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イベント発生前(フラグはない)

非日常の、はじまりはじまり。

4月1日も昨日とおんなじ日常を過ごすと思ってた。明日も、これからも…。

結果論から言えばそんな非日常は4月1日だけだった。が、俺は、この4月1日を忘れる日はないだろう。


―――――

今日は4月1日。他はどうか知らんがうちの学校は今日から新学期が始まる。

俺はウキウキ気分で学校に向かった。

というのもうちの学校は学年が上がるときクラス替えがある。

学校では「侍」なんて呼ばれてる俺も結局は年に一回のイベントとなればテンションはあがる。

まぁ、その感情を表に出さなかった結果、

今は侍と呼ばれてるのだが(あだ名の由来は数少ない俺を理解してくれてる友達に聞いた)。

そんなこんなでいろいろなことを考えていたらもう学校に着いた。

やはりウキウキしながら+いつもより早い時間に家をでると

学校に着くのは早すぎた。校門自体は空いてるものの、

部活はなかったらしく生徒の姿はだれ一人見当たらない。

そのまま玄関に入り靴箱で持ってきた靴に履き替える。

そのまま教室に向かったが、よくよく考えてみると

今日から新しい階で新しいクラスなので俺はどこのクラスに行けばいいのかわからない。

去年は確か校門付近に新クラスが貼りだしてあったはず…。

ここまで来て俺は流石に早すぎたことに気づく。

戻るか悩みながらブラブラしているつもりだったが、

気づけば去年までの俺のクラスの前にいた。

無意識に体が動いたというやつだ。

いつもなら扉を開けて教室に入るのだがもちろんクラスは空いてない。

早い時間はいろいろ違うもんだな、なんて思いながら周りを見渡すと

うちのクラスの横の準備室が若干空いている。

この準備室はいつもカギが締まり暗幕がかかっていたため気味悪がって誰も入ろうとせず、

俺も中は気になるがいちいち鍵を開けて入るほどではなかったので放置していた。

が、あいてるなら話は別。俺はしばらく息を殺して耳を澄まし

誰もいないことを確認してから準備室に近づいた。

中に入ってみるとナイフがたくさん転がっていた。

もう一度言うがナイフがたくさん転がっていた。それも無造作に。

驚きはしたものの、男心がくすぐられた俺はナイフを一つ手に取ってみた。

「うぉわっ」

ここで初めて声が出た。

というのもこのナイフ本物そっくりなものの、どうも本物ではない。

具体的にいえばナイフ自体は固いものの、周りはゴムみたいな柔らかいものでおおわれている。

色々見まわし安全と分かった瞬間に俺はナイフを一つ学ランの内ポケットにしまった。

ついやってしまったが今更引き返す気はないし、これだけてきとうに置いてあったら

1つや2つなくなっていても気づかないと考えたのだ。

このままここにい続けてもだれか来たらめんどくさいと考えた俺は

さっさと準備室を出て階段のほうに向かって歩いた。

靴箱まで戻ってくると都合よく靴箱に俺の理解者の越智が入ってきた。

「よぅ、侍。俺たちまた同じクラスだな。」

あほの越智は会話から情報が拾いやすい。いつもは気をつけろと言ってるが

今回ばかりは助かった。

「あぁ、そうみたいだな。ま、よろしく。」

どうも越智が入る直前に靴箱に入ったばかりと勘違いしているようだ。

靴箱に戻ってきた言い訳は考えなくて済みそうだ。

越智の半歩後ろをついて歩くと、ついた教室は前のクラスのちょうど真上あたりに位置する教室だった。

教室に入るともう何人か来ていて、知った顔も何人かいた。

が、俺と会話してくれるはずもなく越智を引き抜いていったので

必然的に俺はボッチとなった。スマホをいじって過ごしてもよかったが俺はしばらく時計を見て過ごした。

途中、何人かが俺に話しかけてきたが、いずれも前のクラスの奴が俺の悪評を伝え

そのまま自分のグループに引き込もうとしていた。

席がほとんど埋まったあたりで俺はクラスの連中を見た。

ほとんどがグループに属していたが男女の交流は少なく、

また俺のようにボッチなやつも俺以外に2人いた。

二人のうちのどちらかに話しかけようかと考えていると、去年隣のクラスの担任だった

奴が教室に入ってきて

「そろそろ体育館に移動するので皆さん廊下に並んでください。」

といった。去年の式は確か校庭で行っていた。

俺は去年と違う場所で行うことに疑問を抱き、また俺と同じ疑問を抱いたやつもいたようだが

結局は廊下に整列し始めたので俺も同じように廊下に並んで体育館へと向かった。

体育館でイベントが発生するなんて知る由もなく…。


どうでしたか?

素人が描いた作品なので、グダるところが多いと思います。

そういうところを見つけたら是非コメントで教えてください!

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