恋は、降ってくる / 悲観主義
恋を失って、空いた穴を埋めようともがいて
やがて、そのもくろみも失敗して
おだやかな日々になったときに
まるで隕石が降ってくるように
恋は、降ってくる
運命はベルトコンベア
悲しみも喜びも流れ作業のように
ぼくの心に組み込まれていくけれど
突然変異で現れた きみの瞳の輝きで
とまどうぼくの心など 何もしらないふりをして
恋は、降ってくる
世界の誰かの次が
ぼくの順番
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ぼくはいつも、「最悪の場合」を考えて生きてきた。
なぜなら、仮に「最悪」になったら、(ほら、予想したとおり)と呟いて、
もくもくと処理するだろうし、
よりマシな結果になったならば、(ラッキー、ピース)と喜ぶことができる。
でも、こんな心根で、ぼくの心はよいのだろうか。
たまに、自分の心に、こんなぼくでゴメンと、呟いてみる。