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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
村お越し
97/120

第97話


「らんらんらーん♪お!町だ~!」



「入口はあそこね。行くわよ」



『チュウ~!』



町の入口までやって来ると…



「と、とまれ!」



「ハンターのセレーナです。ギルド職員を呼んで貰えますか?」



「わ、わかった。おい」



門番の一人が慌ててギルドに向かった。



「ド、ドラゴンか?」



「はい。この辺りを襲っていたドラゴンですね」



「待たせたな」



初老の男性がやって来た。



「ギルドマスターですか?」



「セレモニーのギルドマスター、ライルじゃ」



「指名依頼により受けたドラゴン退治の依頼、完遂しました」



「うむ、認めよう。ギルドマスター、ライルが証人となる」



セレーナは依頼を達成した。



「お~?解体していいの~?」



「ギルドの解体所でやってくれるか?」



「わかりました」



ドラゴンは解体所に運ばれた。



「ネズミさん、お願いしまーす」



『チュウ~!』



ネズミ達によってドラゴンは解体されていった。



「のぉ?物は相談なんじゃが…」



「はい?」



「ドラゴンの素材を分けてはくれぬか?」



ギルドマスターが素材を分けて欲しいと言い出した。



「えっと…ユーマ?」



「なーにー?」



「ドラゴンの素材を分けて欲しいんだって」



最近物作りしてるのでユーマが使うかも知れないのでユーマに訪ねてみた。



「何が欲しいの?」



「鱗とか牙じゃな」



「お~?鱗はいいけど、牙は少しでいい?」



ユーマが訪ねると…



「どのくらいじゃ?」



「最低でも半分は欲しいの」



ユーマは自分の取り分を言った。



「いや、そこまでは要らん。三分の一で足りるぞ」



「なら、いいの~。ネズミさん、お願いします」



『チュウ』



ネズミ達はギルドに分ける分とユーマが持ち帰る分と分けた。



「えっほ!えっほ!」



ユーマはドラゴンの素材をリュックにしまった。



「帰るの~」



「なら、精算するかの」



「お願いします」



ギルドマスターと共に精算に向かった。



「ドラゴンの討伐に金貨百枚、素材で五百枚でどうだ?」



「構いません。ライセンスに」



二人はライセンスに貯金した。



「では、失礼します」



「お~?ネズミさん、集合」



『チュウ~!』



ネズミ達は折り紙ポーチに入った。



「さて、まずは武器屋ね」



「お姉ちゃん、剣なら前に作ったのが残ってるの」



「そう?出してくれる?」



ユーマはするすると魔導機のポーチから剣を取り出した。



「ん、問題無さそうね」



「なら、帰るの~」



「ユーマ、馬を出して」



ユーマは馬を出してセレーナの後ろに乗った。



「しっかり掴まっててね」



「お~!出発~!」



ユーマ達は村に戻っていった。









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