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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
村お越し
88/120

第88話


「げんき~♪」



『チュチュウ~!』



次の日、ユーマは元気にお散歩していた。



「がぅ~♪」



「良かったですねご主人様♪」



「お~。みんなのおかげなの」



シャウに跨がり元気にしていた。



「ごはーん♪」



ユーマはネズミ達とシャウのご飯を作ろうとしたら…



「ユーマ様、大丈夫ですか?」



「お~?ナナさんとネネさん、何してるの?」



「ネズミさん達とシャウのご飯を作ってるんですよ」



ナナとネネが作っていた。



「ボクも作る~」



ユーマもお手伝いを始めた。



「みんな~!ごはーん♪」



『チュウ~♪』



村中のネズミ達が集まった。



『ハグハグ』



「ケプ♪」



食事終えたユーマは…



「ふんふふふん」



ユーマは先日市場で貰った白紙の本を見ていた。



「何かな~♪」



ユーマは本に魔力を通してみた。



「お!」



すると文字が浮かび上がった。



「じてん?」



辞典という字が浮かび上がった。



「マジカルガンナー?じてんってなーにー?」



『そうだな…主にわかりやすく言うと何でも教えてくれる本だ』



「お~!なら試す~!」



ユーマは早速魔法の辞典を使って調べ物をした。



「お!美味しそう!」



どうやらユーマはご飯を調べたらしい。



「フムフム…カレー?聞いたことない…作ってみよう!」



ユーマの好奇心が発動した。



「材料は…通販!」



ユーマは本に書かれてる材料を取り寄せた。



「うんしょ!うんしょ!」



ユーマは下ごしらえを済ませると…



「煮込んで~♪ルー?を入れるだけ~♪」



あっという間に作った。



「ぐつぐつ~♪煮込んで~♪美味しくなれ~♪」



『チュウ?』



「お!ネズミさん。一緒に味見する?」



近くにいたネズミが匂いに釣られてやって来た。



『チュウ!』



味見皿にカレーをよそって食べてみた。



「からーい!でも美味しい!」



『チュウ!』



「ネズミさん、ナナさん達を呼んでくるから見張りお願いします」



ユーマはネズミにカレーの見張りを頼んでナナ達を呼びに行った。



「ナナさーん!ネネさーん!」



「ユーマ様?どうしたの?」



「どうしました?ユーマ様」



二人は屈んで訪ねた。



「あのね!新しいお料理したの!食べて!」



「どんなのが出来たんですか?」



嬉しそうにしているユーマを見てネネは新しい料理について聞き出した。



「カレーを作ったの!」



「カレー?」



聞きなれない単語にナナは首を傾げた。



「来て~♪」



二人はユーマに付いて行った。



『チュウ!』



ユーマが戻るとネズミが守ったよ!と体で表現した。



「ありがとう、ネズミさん。また食べる?」



『チュウ!』



ネズミは頷いて答えた。



「召し上がれ~♪」



『チュウ~♪』



ネズミが美味しそうに食べてるのを見てナナとネネも覚悟を決めて食べた。



「辛い?けど美味しいわね」



「うん。もう一口ってなるね」



「どう~?」



ユーマは不安そうに訪ねた。



「美味しいですよ♪」



「お~!良かった~!」



ユーマは嬉しそうにすると…



「みんなで食べるの~!」



「じゃあ持ってくわね」



ナナが鍋を持って配給所に向かった。



「お姉ちゃーん!」



「わっと♪どうしたの?」



「あのね!あのね!新しいご飯を作ったの!」



ユーマはセレーナに嬉しそうに教えた。



「鍋を運んで来たということはシチューでしょうか?」



「カレーだよ!」



「カレー?聞いたことありませんわ」



セリーとエリシアが不思議がっているが…



「大丈夫なのか?」



「美味しかったですよ。正に未知の味ですね」



アキナが不安がったがナナが太鼓判を押した。



「もしかして…食べてくれないの?」



「食べるよ♪」



「お~!よそう~!」



ユーマは椀にカレーを入れて配った。



「じゃあ…」



セレーナ達は一口食べた。すると…



「辛いけど美味しいわね」



「絶妙な辛さですね」



セレーナとセリーが誉めた。



「お~!」



その日の夜はカレーとパンだった。評価は絶賛だった。





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