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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
穏やかな日常
82/120

第82話


「らんらららん♪」



「ユーマ様~!ご飯の時間よ~!」



「はーい♪」



魔導騎兵の肩に座っていたユーマは降ろしてもらい、ナナと一緒にご飯に向かった。



「ぐつぐつ煮込んで~…美味しくなれ~!」



『チュウ~♪』



ユーマはネズミ達の食事を作っていた。



「よし!ネズミさん集合!」



『チュウ!』ビシッ!



今か今かと待っていたネズミ達は綺麗に並んだ。



「はーい♪順番に」



ネネはお椀にスープを入れるとネズミ達に配っていた。



「モグモグ♪」



ユーマもネズミ達やナナとネネと一緒にご飯を食べた。



「う~ん」



「あら?ユーマ君、どうしたんですか?」



「お悩み中~」



食後、ユーマが悩んでいるとエリシアが声をかけてきた。



「何を悩んでるんですの?」



「お~?新しいお洋服が欲しいの」



「今のがキツいのですの?」



エリシアはユーマの服装を見てみたがそんな感じはしなかった。



「違うの~。ネネさんとナナさんの」



「あ~…お二人のですか!」



「ただ、どんなのあげればいいかお悩み中~」



ユーマはナナとネネにあげる洋服の事を悩んでいた。



「心がこもってればいいのですわ」



「お~♪ありがとー♪」



エリシアの助言にユーマは納得した。



「どれにしよう~…」



エリシアが去った後、ユーマは電話で洋服の買い物をしていた。



「お~…お!これ~」



ポトリ



そして見ていた画面に気に入った洋服が映ったのでユーマは購入した。



「おー?重い…ネズミさーん!」



『チュウ!』



「ネズミさん、運んで欲しいの」



ユーマはネズミ達に運搬を頼んだ。



『チュチュウ、チュ、チュウ~!』



「しゅっぱーつ」



『チュウ~!』



ユーマとネズミ達はナナとネネの所に向かった。



「どこかな~?」



ユーマはナナとネネを探していた。



「おー?お!いた~♪ナナさーん!ネネさーん!」



「ユーマ様?」



「どうしました?」



暫く歩いていると井戸で洗い物をしているナナとネネを見つけた。



「プレゼント~」



『チュウ!』



ネズミ達はナナとネネの前に木箱を置いた。



「プレゼント?」



「何でしょう?」



ナナとネネは木箱を開けると中から洋服を取り出した。



「わぁ♪可愛い服ですね♪」



「アタシも着るの?」



「おー?気に入らなかった?」



不安そうなユーマを見たナナは諦めて着る事にした。



「どうですか?」



「似合う~♪」



「恥ずかしい///」



お城で見た侍女服に似たメイド服を用意したユーマだった。



「ナナさん、気に入らなかった~?」



「アタシみたいなのには似合わないわよ」



「おー?似合ってるよ?」



ユーマは似合ってると主張した。



「お姉ちゃん、ユーマ様が用意してくれたんだから、ね?」



「…わかったわよ。着てるわよ」



「おー?よかった~♪」



ナナは諦めて着る事にした。






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