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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
穏やかな日常
80/120

第80話




「ネズミさーん!」



『チュウ!』



「ネズミさん、また鉄鉱石を集めて欲しいの」



ユーマはネズミ達を集めると鉄鉱石を掘り起こすのを頼んでいた。



『チュウ~!』



ネズミ達は鉄鉱石を求めて洞窟に向かった。



「えっと…」



ユーマが暫し待つと…



『チュウ~!』



ネズミ達が鉄鉱石を抱えて戻って来た。



「お~♪ありがとー♪」



『チュウ~♪』



「ご飯にしよう!」



ユーマはネズミ達にご飯を用意した。



「オヤツの為なら、えーんやこーら!」



カンカン!



「ユーマ様?何をしてるんですか?」



ユーマが何かを作ってるとネネが近寄って来た。



「おー?お小遣い稼ぎ~」



ユーマは魔法剣と槍を打っていた。



「お小遣い稼ぎですか?」



「そう~……よし。終わった~」



ユーマは魔法の剣と槍を五本ずつ作り上げた。



「よーし!明日はお城だ~」



フローラに連絡を取り、城に行くことを伝えた。



「ぽかぽか~♪」



『マスター。もうすぐお城ですよ~♪』



「おー?突撃~♪」



ブレイドカノンは城の入口に降りた。



「通ってよし」



通行手形を見せて城の中に入った。



「あ、コラールさんだ~♪」



「これはユーマ殿、今日はどうされた?」



「あのね!剣とか持ってきたの!」



ユーマはコラールに来た理由を説明した。



「では、謁見の間に行こうか」



コラールに連れられて謁見の間に向かった。



「失礼します!」



「おぉ、コラールか」



「こんにちは~」



コラールの影からユーマも声をかけた。



「ユーマ殿か。どうしたのじゃ?」



「えっと…」



ユーマは辺りを見回して大丈夫なのを確認すると剣を出した。



「王様、前に約束した剣を持ってきたの」



「魔法剣か!?」



コラールは剣を受け取ると国王に渡した。



「前に持ってきてもらったやつと一緒だな。買い取りも同じだな」



「もう1つあるの~」



ユーマは魔導機のポーチから槍を出した。



「今度は槍か!?」



「ダメだった~?」



「そんな事ないぞ。持ってきてくれて感謝している」



コラールは槍を構えると…



「ハッ!」



槍を突くと突風がおきた。



「こちらは風属性か」



「工夫してみた~」



「こちらも買い取りは同じだな」



買い取り額を言うとコラールに持ってこさせようとしたが…



「じゃあ全部だすね~」



「なぬ?」



ユーマは残りの剣と槍を出した。



「こんなに作ったのか!?」



「おー?ダメ~?」



「いや、こちらとしては助かるが…」



流石の王様もどもった。



「どうされますか?」



「少し色を付けよう。金貨百十枚でどうじゃ?」



「ありがとー♪王様」



ユーマは喜んで承諾した。



「王様~」



「ん?どうした?」



「お姫様に会っても平気~?」



ユーマはフローラに会って大丈夫なのか聞いてみた。



「会ってやってくれるか?」



「では、私が案内します」



コラールに案内され、ユーマはフローラの部屋に向かった。








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