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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
穏やかな日常
78/120

第78話




「お~?お姉ちゃん、村の中が騒がしいよ?」



「あ~…あれだけ派手にやったから」



そんな事をぼやいているとナナとネネがやって来た。



「ユーマ様!?お怪我は!?」



「大丈夫~」



「ナナ、悪いんだけど村の人達を落ち着かせてくれる?モンスターは倒したから」



ネネがユーマに駆け寄ると安否を確認するとホッとして、セレーナはナナに村の人達を落ち着かせるように頼んだ。



「わかりました!」



ナナは急いで村長の下に向かった。



「私達も行きましょう」



ナナの後を追うようにユーマ達も村長の下に向かった。



「皆の者落ち着け!さっきの爆発はモンスターを倒した音じゃ!モンスターも倒されとる!心配はいらん!」



村長宅の前ではがやがやとうるさかった喧騒が無くなり始めていた。



「村長さんでいいですか?」



「セレーナさん。村長、こちらがハンターのセレーナさん達よ」



「これはこれは。この度は村の危機を救っていただいてありがとうございます」



「いえ、居合わせただけなので」



村長は頭を下げて礼を述べた。



「さぁ、セレーナさん。戻りましょう」



ナナに先導されユーマ達はナナの家に戻った。



「ハグハグ♪」



「すいません。お客様に材料を貰ってしまって…」



「いいんですよ」



ナナの家に戻ったユーマ達は夕食の手伝いと、材料のお裾分けをした。



「お母さん!お肉だよ!」



「沢山お食べ」



母親は子供に沢山食べさせていた。



「美味しかった~」



「ごちそうさま~」



子供達は順番に食べ終えた。



「お~?もう食べないの?」



「おかわりなら沢山ありますよ」



「今日はお食べ」



子供達はソッとお椀を差し出した。



「セリーさん、雑務なら私達がします」



「いいんですよ。家族と団欒しててください」



セリーが子供達のお椀にスープを注いでいるとナナとネネが近付いて来た。



「ですが…」



「ネネお姉ちゃん、食べよう?」



下の子にそう言われてネネは一緒に食事をとった。



「さて、名残惜しいかも知れないけど…」



昼食も食べ一段落したユーマ達は…



「あ、はい!お母さん、お父さん元気でね」



「またねだよ?」



ユーマが訂正してきたので…



「父さん、母さんまたね」



ナナが訂正した。



「行きましょう」



ユーマ達一行は廃村に戻って行った。





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