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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
新たな仲間
35/120

第35話


「一杯~」



「がぅ~」



「です~」



部屋に戻るとユーマ、ファリー、シャウはユーマのベットでゴロンとしていた。



コンコン



「開いてるぜ~」



「ちょっと、ここは私達の部屋よ?」



「失礼します」



するとセリーが部屋に入って来た。



「セリーさんだ~」



「こら、ちゃんと座って挨拶しなさい!」



「気にしないで下さい」 



セリーは手を振って堅苦しいのを避けた。



「どうしたの?」



「実はお願いがありまして…」



「何かしら?」


 

セリーは勢いよく頭を下げると…



「お願いします!皆さんのパーティーに加えてもらえませんか!」



「また随分と急ね…」



「訳を聞かせてもらえるか?」



セレーナとアキナは理由を聞く事にした。



「その…女の一人旅が思いの外、危険と実感しまして…」



「…はい?」



「その…野盗に襲われかけた事も何度か…」



予想外の事にセレーナ達は呆然としていた。



「仮にもハンターだよな?」



「恥ずかしながら新人の…」



「その割には弓は良いもの使ってるわよね?」



てっきり装備がいいのでBランクのハンターかと思っていたが実際は新人だった。



「これは村で狩りをしていた時から使っていたので弓は得意なんです」



「何でハンターに?」



「その…実家に仕送りをと思いまして」



セリーは恥ずかしそうに話した。



「どうするセレーナ?」



「そうね…ユーマ」



「ハーイ!」



ユーマは起き上がりセレーナ達の方を見た。



「どう?」



「僕はいいよ~♪」



「なら、大丈夫ね」



セレーナはユーマの反応を見て決めた。



「同じ女のよしみでいいわよ」



「いいんですか?」



「ユーマが反対したら駄目だったけどね」



セレーナの膝下に来ているユーマを抱き上げ、膝に乗せた。



「どういう事だ?」



「この子、人の本質が分かるのかいい人悪い人の区別がつくのよ」



「あ!だからアタシの時もオチビに聞いてたのか!」



自分の時もユーマが決めていた事にアキナは気付いた。



「ありがとうございます!」



「取り合えず今日は休みましょ」



「寝るの~」 



話を終えて就寝する事にした。


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