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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
路銀稼ぎ
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第17話

「ユーマ、アイツの相手は私がする から足下にいる人お願い」


「うん、わかった」


手早く作戦をたてると二人は実行に うつした。


「ハァ、デャァ!!」


セレーナの一撃を受け死神は後方に 飛び、セレーナも逃がさないように 死神に近寄った。


「(この手応え、Cランクじゃない、 最低でもBランクはある!)」


本来Cランクモンスターは普通のモン スター。 Bランクは危険なモンスター。 AランクはAランクハンター以外は 相手に出来ないモンスターである。


「ユーマ!手伝って!!」


「わかったー!火よ、彼の者を貫く 矢となれ。ファイヤーアロー!!」


セレーナが死神と距離を離すと同時 にユーマの魔法が死神に直撃し爆発 した。


「いない!?」


しかし煙が晴れるとそこに死神の姿 はなかった。辺りを警戒するが姿が 見えなかった。


「ユーマ、近くにいる?」


「いないよ、消えちゃった」


ユーマの探知でも引っ掛からないと なると逃げ出したと思うのが一番い いかもしれない。 このまま戦っても勝てたが負傷者を 庇って戦うのはちょっと危険である 。


「ユーマ、その人は?」


「あっちこっちに怪我してるけど大 丈夫だよ~」


怪我の具合を聞くとそんなに酷くな いようで目を醒ますのを待つ事にし た。


「ユーマ、この人が起きるまでここ にいよ?」


「わかった~」


ユーマは杖に乗ると木々の合間を飛 び、木の実を取っていた。


「あむ♪」


ユーマは美味しそうな表情で食べて いた。 この辺はユーマがたくましいと思っ た。 未知の敵と戦ってもその後に飲み食 い出来るユーマが羨ましく思える。


「ユーマ、お姉ちゃんにもちょうだ い♪」


「は~い♪」


ユーマは呼ばれると木の実を持って セレーナの前で浮かび止まった。


「ありがとう」


ユーマに礼をするとセレーナも木の 実を食べ始めた。 中々な味である。旅をしていると食 料に困る時がある為に何でも食べれ るようにしている。 好き嫌いをしていたら旅など出来た ものではない。 当然ユーマにも好き嫌いを無くさせ ている。


「う、う~ん…」


「ユーマ」


セレーナは倒れていたハンターが目 を醒ます気配を感じユーマを杖から 降りさせた。 魔法を使える者は沢山いるがユーマ のように宙を浮いている者はまずい ない。 魔力がもたないのである。それに比 べてユーマの魔力は桁違いなのであ る。 ユーマは杖から降りるとセレーナの 横に並び立ち、女性が起きるのを待 った。








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