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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
村お越し
107/120

第107話



「ネズミさん、お願いがあるの」



『チュウ?』



「お風呂に小屋を建てて欲しいの」



ユーマがお願いすると…



『チュウ!』



ネズミ達は任せろと胸を叩いた。



トンテンカンテン!トンテンカンテン!



ネズミ達は材料を集めると小屋がけした。



「お~!?早い!」



慣れたものである。



「これで皆も入れる~。……一番風呂~♪」



「何をしてるのじゃ?」



するとフローラがやって来た。



「あ!お姫様~♪お風呂に入るの~♪」



「なぬ?風呂に入れるのか?」



「ネズミさん達に小屋がけを頼んで周りから見えないようにしたの~」



『チュウ!』



ネズミ達は胸を張った。



「行ってきまーす」



「なぁ、ユーマ殿?」



「どうしたの?」



フローラに呼び止められた。



「妾も入れるのか?」



「みんなのだから入れるよ」



「妾も後で入らせてもらうかの」



フローラも利用する事になった。



「お~?なら、先にどうぞ?」



「譲ってくれるのか?」



「そう~♪」



フローラの為にユーマは一番風呂を譲ろうとしていた。



「ふむ、ではお言葉に甘えるかの…そじゃ、ユーマ殿も一緒に入るか?」



「いいの?」



「たまには妾と水入らずじゃ」



要するに今のうちに既成事実を作ろうとしているフローラだった。



「では、準備してくるのじゃ」



フローラは仮の家(屋敷が未完成のため)に着替えを取りに向かった。



「ふんふふふーん♪」



ユーマは大人しく待っていた。



「待たせたのじゃ」



「お~♪」



カポーン♪



「きゃははは!くすぐったいの!」



『チュウ~!』



「楽しそうじゃの♪」



ユーマはネズミ達に丸洗いされていた。



「お姫様の背中を流すの~!」



「おぉ、洗ってくれるのか?」



「ごしごし~♪」



ユーマは頑張ってフローラの背中を洗っていた。



カポーン♪



「暖まるの~」



「温かいの~」



『チュウ~♪』



ネズミ達も浮かんで楽しんでいた。










「お~…」



『主様?どうしたんですの?』



「あのね?新しいお料理を探してるの」



ユーマは魔導本(魔導機の本、ユーマ命名)を見て悩んでいるとスピアウィップが声をかけてきた。



「中々思いつかないの~…」



『材料は決まってますの?』



「お肉とかお魚~」



ユーマの意見聞くとスピアウィップがアドバイスを始めた。



『お魚の炙りとかはどうですの?』



「お魚の炙り~?何それ!」



『生の魚を火で炙って生焼けの刺身を楽しむのが古代での楽しみかたの一つでしたわ』



スピアウィップの説明にユーマは興味をそそられた。



「お魚~!」



ユーマは早速魚を捕りに向かった。



「大物~♪」



『チュウ~♪』



ユーマは魚を釣り上げると早速屋台で試作を作り始めた。



「どれ位焼けばいいの?」



『表面が焼ける程度でいいですわ。そうすれば中の寄生虫は死滅しますから』



「お~…これくらい?」



ユーマは表面が焼けた魚のサクをスピアウィップに見せた。



『上出来ですわ。後は食べやすい大きさに切って食べるだけですわ。それと主様?ワサビと醤油と言うのを通販で取り寄せてくださいませ。これを漬けるとまた美味しいですわよ』



「お~♪」



ユーマは言われた通りワサビと醤油を取り寄せた。



「いただきまーす♪ッ!お~!?ツーンとするの!?でも美味しいの!」



中々ユーマも強者である。



『チュウ~?』



「ネズミさん達にもあげるの!」



『チュウ~♪チュ!?チュウ~!?』



ネズミ達もツーンを味わった。



「しばらくは賄いにするの」



ユーマはしばらくは自分達が楽しむ事にした。



『後はお米があれば良かったのですが』



「通販で探すの~!」



この後、ユーマはお米を見つけて炊き方を教わり刺身と一緒に食べて絶賛していた。




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