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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
村お越し
101/120

第101話



『何!?』



「どうしたの?」



その頃、村ではチュウ太がネズミの救援を聞いた。



『大変でさ~!折り紙ネズミから連絡で旦那が魔物に襲われて意識を失ってるそうでさ!』



「ッ!」



ガタッ!



セレーナ達は各々の武器を持つと森に向かった。



『チュウ~!』



が、それよりも早くネズミ達がユーマの下に向かった。



『チュチュウ~!』



「ぎゃぉ~!」



『チュウ~!』



カリカリカリカリ!



「ぎゃぁ~!?」



ネズミ達は恐竜の魔物に襲いかかり、かじり始めた。



「ユーマ!」



「どきな!ネズミ達!」



ネズミ達が退くとセレーナ達が魔物を退治した。



「ユーマ!ユーマ!」



「お~…お姉ちゃん~…」



「大丈夫!?」



セレーナはユーマを抱くと顔を覗きこんだ。



「お姉ちゃん、ごめんなさいなの~…」



「ユーマは悪くないよ」



「お姉ちゃん達への、お土産ダメにしちゃったの~…」



ユーマの周りには木の実が散乱していた。



「ユーマ…」



「せっかく見つけたのに、ダメにしちゃったの~…」



「いいんだよ?ユーマが無事なら」



セレーナは優しく抱き上げ村に帰った。













『テメェがついていながらこの様は何だ!』



『チュウ…』



「お~…チュウ太?ネズミさんを怒らないで~…」



ベットで横になっているユーマがチュウ太を止めた。



『ですが!』



「ボクが悪いの~…森で油断したから~…」



『チュウ~…』



ネズミはユーマの側から離れず、反省していた。自分のせいで怪我をしたのに、それでも自分の事を責めないユーマに感謝していた。



『わかりやした。お前に罰を与える。旦那が元気になるまで休まず看護する事。いいな!』



『チュウ!』



ネズミは今度こそ役に立つと誓い、チュウ太は部屋を出た。



「お~…ネズミさん、ごめんね。ボクのせいで怒られた」



『チュウ』



ネズミは首を振ると気にしてないと表現した。



「お~…ありがとう、ネズミさん…」



するとユーマは疲れたのか眠ってしまった。



『チュウ』



ネズミは布団を掛けなおすと静かに待機していた。



コンコン



「ユーマ様?」



『チュウ~』



ナナが顔を覗き込ませるとネズミが、し~。と訴えた。



「お休み中?」



『チュウ』



「そう。果実水を置いてくから、ユーマ様が起きたら飲ませてね?」



ネズミは頷くとナナを見送った。



「お~…」



『チュウ?』



すると暫く眠っていたユーマが目を覚ました。



「お~?ネズミさん、喉乾いたの」



『チュウ』



ネズミは枕元に置かれた果実水の入った水筒を持ち、ユーマに飲ませた。



「ありがとう、ネズミさん」



『チュウ』



ユーマは再び眠ってしまった。



『チュウ』



ネズミは布団を掛けなおすと静かにしていた。



「お~!元気~!」



『チュウ~♪』



数日後、ユーマの怪我は完治して外を歩いていた。



「ネズミさん、ありがとう♪」



『チュウ!』



ネズミに礼を言うと屋台に向かった。



「ユーマ様?もう動いて大丈夫なんですか?」



「大丈夫~」



ネネが心配しているがユーマは大丈夫と答えた。



「今日からまた頑張るの!」



『チュウ!』



ユーマはナナとネネとネズミ達と一緒に屋台を始めた。



「くたくた~…」



屋台が久しぶりのユーマはちょっと疲れたのかグテッとしていた。



「お疲れ様、ユーマ様」



「ありがとうなの~♪」



果実水を飲むとユーマは見回りを始めた。



「がぅ!」



シャウも久しぶりにユーマを乗せたので嬉しそうだった。



「らんらんらーん♪」



ユーマが見回りをしていると行商達の休憩場所に着いた。



「おう、坊主。お散歩か?」



「見回り~」



「そうかそうか♪ここは異常なしだ」



行商のおじさんが楽しそうに話した。



「良かったの~」



ユーマは見回りを続けた。



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