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小さな僕は魔導機使い!?  作者: 猫丸
村お越し
100/120

第100話


「お姉ちゃん」



「ん?どうしたの?」



「はい」



ユーマはお金が入った袋を渡した。



「今月の売り上げなの」



「確かに受け取ったよ。ねぇユーマ?」



セレーナが屈むと…



「無理に働かなくてもいいんだよ?」



「お~?お婆ちゃん達の暮らし、楽にならない?ならもっと頑張るの!」



「違うよ。ユーマはもっと遊んでていいんだよ?」



セレーナはユーマにもっと子供らしい事をして欲しかった。



「お~?お姉ちゃん達、頑張ってるの。だからボクも頑張るの!」



「ユーマ…」



セレーナは自分の背中を必死に追って来てくれてるユーマに嬉しさを感じた。



「わかった。本当に大変な時は言うんだよ?」



「うん!」



ユーマはお店の準備に戻った。



「新作~?」



「おう!坊主の所のカレーもいいけどなんか見たことない料理を頼んでみてーのよ」



「お~!わかった~!チャレンジしてみるの~」



お客さんから新作を出してくれとリクエストされてユーマは引き受けた。



「う~ん」



閉店後、ユーマは辞典を使って新しい料理を探していた。



「お~?焼きそば~?チャレンジ~!」



ユーマは材料を電話で取り寄せて早速、屋台で作り始めた。



「お~♪いい匂い~♪」



ソースの匂いにユーマは…



「お!ネズミさん、味見する?」



『チュウ!』



近くにいたネズミに声をかけて試食した。



「お~?不思議に美味しい♪」



『チュウ!』



ネズミにも絶賛だった。



「みんなで食べるの~!」



ユーマは出来た焼きそばを持ってセレーナ達の下に向かった。



「お姉ちゃ~ん!」



「どうしたの?」



「試食~!」



新作が出来たので試食を頼んだ。



「不思議に美味しいわね」



ユーマと同じように言ってるセレーナだった。



「濃厚なソースですね」



「新作~」



「売れると思いますよ♪」



セリーに太鼓判を押して貰った。



「いらっしゃいませ~♪」



「本日より新作の焼きそばを出してまーす!」



「おう!坊主、早速新作を出してくれたのか?」



ユーマに新作を頼んだ行商のおじさんがやって来た。



「お~♪おじさん!自信作なの!」



「よし!それを貰おうか」



「焼きそば、一つ~♪」



ユーマが声をかけるとネネが皿に焼きそばを盛った。



「どうぞ~♪」



盛った皿をユーマは受け取りおじさんに渡した。



「…大丈夫なのか?」



「見た目より味なの!」



「見た目も大事だぞ?」



最もなことを言われた。



「お~?美味しいよ?」



「…わかった」



おじさんは覚悟を決めて食べた。すると…



「意外と旨いな」



「でしょ~?」



好評だった。



「いらっしゃいませ~♪」



ユーマ達は接客を続けた。



「お~…頑張ったの~…」



今日はカレーと焼きそばが半々だった。



『チュウ!』



ネズミ達は大量の皿を洗い終えてユーマの下に集まった。



「お~!ネズミさん、お疲れ様~!」



『チュウ~!』



ユーマに労ってもらい喜んだ。



「ユーマ様?これからどうする?」



「ボク、これから木の実を集めて来るの」



「私達も行きましょうか?」



ネネが訪ねるが…



「大丈夫~。ネズミさんとお散歩がてら行ってくるの」



ユーマはネズミを一匹連れて森に向かった。



「らんらんらーん♪」



『チュウ』



「お~?」



ユーマが森に入ってから少し、肩に乗ったネズミが木の上を差した。



「お~!美味しそうな木の実発見!ありがとう、ネズミさん」



ユーマは早速杖に乗り木の実を回収した。



「お姉ちゃん達のお土産~」



ユーマは木の実を集めると下に降りた。その時…



「ぎゃぉ~!」



「え…」



バチン!



突如、恐竜のような魔物が尻尾を使い襲って来てユーマは弾き飛ばされた。



「うぅ…」



『チュウ!?チュウチュウ!』



ネズミはユーマを必死に起こすがユーマは目覚めず、魔物が近付いて来ていた。



『チュ、チュウ~!』



ネズミはチュウ太に教えて貰った簡易結界を張り救援を呼んだ。




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