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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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四号館。

おいで、おいで。

作者: caem
掲載日:2026/07/17


 ずっと待っている おいで おいでと


 ただ 手を振っていた ただ こ(まね)いていた


 それは まったく 見えていなかった 


 それに まったく 気づかなかった


 浅瀬で 水遊びしていたら 突然 掴まれてしまった


 灼熱の 日差しから 解放された矢先


 ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ


 ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ ごぼごぼ


 水底へと 息が出来なくなるまで ずっと 続いていた


 か細い手だったのに いくら頑張っても 離れなくて


 ずっと待っていた おいで おいでと 沈むまで




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