表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の現実

作者: 黄昏
掲載日:2026/05/20

「部屋のなかには

肌に纏わりつくむわっとした空気があって

冷たい流れが肌撫でながら はらう

僕は元に戻る機会を失った

実家の物置で見つかるランドセルのようで

新聞やテレビや本から

僕の居場所を知ろうとしてて


実は世界は滅亡の手前で

日差しに照らされて

汗をかきながら買い物するひとや

青い空の下 土を足で舞わせながら

動き回る子供たちが括弧に囲まれていた」


そんな話もあったらしい

今は相変わらず世界が続いていて

いつからか上がれなくなった

スイミングのコースみたいに

何も変わらない感覚が当たり前で

そんなんでも人間は星や木や動物から離れて

生きてるだけじゃ満足しないし させられない


驚いたのは朝起きたとき

まだ電源が入れられてなくて

「窓」から現在の感覚が流れてないとき

建物の間を流れる青と雲を見て気づいた

僕の現実は目の前に無いんだ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ