表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/26

失楽園2 神々の黄昏ーラグナロクー

アヌの資源回収船団“タカマガハラ”は突如現れたイギギの人型神造外骨格を迎撃していた。

オペレーターA 「資源回収船アトランティス、回収しました!」

議長「月の……ムーンの回収も急げ!」

オペレーターB「重巡級スサノオ轟沈!敵の神造外骨格、尚も、接近中!」

議長「撃ち落とせ!……この船も落とされるぞ。母船のアマテラスは絶対に死守しろ!」

空、宇宙に一斉に上がったイギギらの人型神造外骨格。アヌの船は船艇には武装がなかったので初手でほとんどの小回りの利く駆逐艦を失い、星に艦首を向け態勢を立て直したアヌだったがその頃には数隻の軽巡、重巡、戦艦で宙間を素早く移動する人型機動兵器に対応していた。

星でもイノシシ型神造外骨格が各地で暴れ回って、船から投下された、機動兵器相手に大立ち回りをしていた。


急速に浮上する月の質量に呼応し、海は鳴動し、大津波が発生した。

ゴブリン「!つなみがくるぞー!」

人間「!」

襲撃していた人間達も守っていたゴブリン達も我先に高いところに逃げるが大津波はその山のほとんどを洗い流した。


キーリス「くそっ!応援は人形ばかりか!?CPUでイギギを止められるのか?」

どん!

マオ「席を叩いても、状況は好転しないぜ?」

キーリス「帝釈天の所とも連絡はつかないし、マフの所の魔女達は雲隠れ、お手上げだ!」

キーリスはいつもの席に突っ伏して頭を抱えた。

マオ「そこまで言うなら、自分でやれよ。十種の神宝、持ってんだろ?」

キーリス「何のためにお前らを作ったと思ってるんだ!?研究室にこもるためさ!!外で戦う?!そんなの、やってられるか!?」


空に上る月を背景にアヌの機動兵器とイギギの神造外骨格の戦闘は続いた。

追加で空から無数の人一人入れるかの大きさのポットが投下された。外装がパージされ、中から多腕のアヴァターラが水の引いた大地に立った。

アヴァターラ「自立モードで起動、オペレーション開始!」

彼女らは一斉にイギギの神造外骨格に群がり、自機の損害も顧みずにそれらを破壊していった。

アヴァターラ「雷霆、用意!」彼女らが一斉にドッコを神造外骨格に投擲する。

パイロットイギギ「?!対魔法シールド、ダウン!?」

アヴァターラ「ブラム•マハ•シュトラ!」

すかさずそこに魔法を叩き込み神造外骨格をバラバラにした。

彼女らは物理攻撃担当と魔法担当のペアで攻勢をかけていた。

そこへ巨人の世界樹を切り倒したグルジが振り下ろされた。

バラバラに破壊されたアヴァターラが割れた大地とともに空中を舞う。

スルーズ「加勢に来たぜ!」

巨人達はことごとくがイギギ側に加勢し、巨大な斧を振るった。

アヴァターラ「巨人を敵対者と設定。合わせて攻撃対象とせよ!」

アヴァターラ「雷槍!」魔法担当のアヴァターラ達が一斉に雷の槍を巨人に投擲する。

スルーズ「ぎゃぁぁ!」

刺さった槍が内側から爆発する。巨人達は内臓を撒き散らしながら絶命し、その多くを失った。


マオ「キーリス、お前もそろそろ覚悟を決めろよ。」

キーリス「あー!やりたくねぇ!やりたくねぇ!」

キーリスは頭を抱えながら天空神殿を駆け出すと

目の前に現れたイギギの駆る神造外骨格を八柄の剣で薙いだ。しかし対魔法シールドに弾かれる。

キーリス「ちっくしょおぉ!」

キーリスの後ろからマオのクサグサノモノノヒレから放たれた。超高速質量弾が神造外骨格のコックピットを破壊する。

マオ「ホントに戦闘スキルがないんだな。」

キーリス「ねーよ!そんなもん!」

マオ「……なぁ、キーリス。俺とお前どっちが強いのか、興味ないか?」

キーリス「はぁ!?何いってんだ!こんな時に!」

マオ「俺はあるのさ。どっちが強いのか。俺はキーリスのクローンだろ?」

キーリス「マオ、お前……」

遠くの空に光線と爆発の光が絶え間なくまたたき、空から艦砲射撃の榴弾がとめどなく降ってくる中、2人は天空神殿で対峙した。


宇宙では船団を構成していた船はほとんどが轟沈か星に墜落して、最後の数隻が奮闘していたした。

オペレーターA「軽巡モノノベ級サカワ中破!」

オペレーターB「!重巡ツクヨミ轟沈!」

議長「これ以上は持たん!」

そこへ戦闘中域の後方にワープしてきた一隻。

オペレーターA「空母ホウショウ!援軍です!」

空母からアヌの神造外骨格が次々に戦闘中域めがけて射出される。

議長「全艦!今のうちに後退しろ!」

オペレーターB「月が!まだ!衛星軌道に達してません!」

議長「人命が優先だ!あれは、あきらめる!」


天空神殿ではキーリスとマオが光の剣で切合をしていた。

キーリスががむしゃらに打ち込んではマオが軽くあしらっていた。

ブン!

バチィ!

マオ「どうした、どうした、キーリス。へなちょこな太刀筋だなぁ。ゴブリンどもより下じゃないか?」

キーリス「なめんなぁ!」

無数の光弾がマオの至近距離で放たれ、その体をミンチにする。

マオ「うっく!やるなぁ!」

すぐに発動するマカル返しでマオは再生しながら、お返しに光弾をお見舞いする。

キーリス「オキツカカ"ミ!」すべてを無効化する絶対防御。マオの放った無数の光弾は虚空に飲み込まれた。

マオ「やるう!」

キーリスが距離をとってクサグサノモノノヒレを両手で作る。

次第に光を増し、手のひらから光が漏れる。

キーリス「終わりだ!マオ!」

マオもすかさず、片手でクサグサノモノノヒレを作った。同時に放たれた超高速質量弾が交差し2人の体を消し飛ばした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ