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第151話 第三王子は残骸に心痛める!

可愛(かわ)よのソフィアちゃんが、オッホホホホーッ! おそろしい子になってしまうじゃないかと心痛めてしまう『シュウ』です。




大きい箱を宙に浮かせたソフィアちゃんが、僕たちの要るところで戻って来た。ソフィアちゃんは箱を下ろし、僕たちに箱の中身を見せてくれた。



――!? た、大量のぬいぐるみ!? いや、ただのぬいぐるみじゃないぞ! 大きなキノコ、色違いのキノコ、大きな花、星、カメ、羽の生えたカメ、ハンマーを持っているカメ、クリみたいなキャラクター、いかにも人を喰ちぎりそうな花、巨大な悪役顔のカメ、トドメにキ○肉マン出てくるウォーズ○ンの黒いヘルメット!! 


――おい、おい。どうみてもスーパーマ○オブラザーズじゃねぇーか! 可愛(かわ)よのソフィアちゃんは世界を敵に回す気か! やはり、かわいいは正義だった! 

by 虎マスクⅡ世




「アイリスちゃん! これで遊ぼ!」



「……………………」



ソフィアも無視なんだ……


ソフィアちゃんは何を思ったのか、アイリスちゃんの手を掴むとまた、大きなはこを宙に浮かべ、アイリスちゃんを無理やり遊具のある場所へズルズルと引きずって行った…… 


アイリスちゃんが引きずられ過ぎて、もう歩いてないじゃないか!



――な、なんて強引な!? この強引さ…… お母上様にそっくりだ! ソフィアちゃんとお母上様は義理の親子だが、どうみても実の親子にしか見えない……  

オーホホホホッ! おそろしい子 あの子は天才よぉーー!



あの、ソフィアちゃんの『強引(ゴーイン)グ マイ ウェイ』を見ていると、ハルタンのアニーちゃん&サリーちゃんコンビを思い出した。ここは僕たちが、でしゃばらずにアイリスちゃんのことはソフィアちゃんにお任せようと思う。



一応、保護者としてソフィアちゃん達のあとを追った。




土管広場(勝手に命名)に着くと土管がヒビだらけになっていた!?



「なんで、この前作ったばかりの土管がヒビだらけになってるんだ? メイドイン シュウの品質が悪かったのか? まさか、不良品出しまくりだったのか? これじゃあ、信用問題になりかねないよ」



「安心して下さい。土管自体には問題はありません」


「おわっと!? レ、レ、レーニャさん、ビックリするじゃないですか!?」


突然、レーニャさんが現れた。


「ソフィア様の付添いの私に何か文句でも?」


「いえ、文句なんて全然ありません!!」


「それなら良いですけど」


「土管自体に問題がないのであれば、なんで、あんなにヒビが入ってるの?」


「見ていればわかりますよ」


「そうなの?」


「だまらんかー! クズヤロー王子! 男というものはあまりしゃべるものではない!! 両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ!!」



――レーニャがキン肉アタ○兄さんに見える!! 僕の目は節穴になってしまったのか? 良く考えてみるとさりげなくクズヤロー王子と呼ばれた気がするが…… 僕のア○ル兄さんはそんなこと言わないよね……





ソフィアちゃんが土管の至る所にぬいぐるみを置き始めた。


「アイリスちゃーん、そこにこのぬいぐるみ置いてー」


「――うん」


「同じところにそのぬいぐるみも置いて!」


「――ここで良いの?」


「バッチリ! OKリンリン牧場!」


「――意味がわからん」



ソフィアちゃんとアイリスちゃんはぬいぐるみを置き終わると、


「アイリスちゃん、ここがスタートだよ。見ててね!」


ソフィアちゃんは軽快なステップでトコトコと歩き始めた。カメのぬいぐるみが置いてあるところに来るとおもいっきりジャンプし、カメのぬいぐるみを踏んだ! 今度は踏んだぬいぐるみを蹴り飛ばした! そのぬいぐるみは勢い良く転がり、違うカメのぬいぐるみにヒットし、両方とも爆散したのだ! 辺り一面にぬいぐるみの残骸が舞う……



――ハァ!? 子供が蹴ったぬいぐるみが爆散しただと! 周りにはカメの死骸が散乱してるじゃないか!?



ソフィアちゃんは、


「踏んだらカメさん達は気絶するから蹴ると転がって行くの。それでね、違う敵にぶつかると敵が死んじゃうの!」



――なんて、残虐な! 可愛(かわ)よのソフィアちゃん! 敵が爆散ですよ、ば・く・さ・ん! 完璧に殺しに来てるじゃないですか!



大きなキノコのところに来ると、


「このキノコを取ると体が大きくなるの、体が大きくなると敵に一回()られても体が小さくなるだけだから、死なないの」



――子供が死ぬ、死なないとか言うと何か普段から殺戮教育でもしてるンじゃないかと心配になる……



大きな花のぬいぐるみが置いてあるところに着くと、


「この花を取ると火の玉を出すことが出来るンだよ。 見てて!」


ソフィアちゃんは、敵のカメのぬいぐるみのところに行くとぬいぐるみ相手に初級の火炎魔法をブチ込んだ! カメのぬいぐるみは勢い良く燃え上がり炭になってしまった……


「つぎつぎ、火の玉を出すよ!」


ソフィアちゃんは、次々と火炎魔法を繰り出し、周りのぬいぐるみや土管にブチ込んだ。

燃え上がりるぬいぐるみと土管。 



――ようやくわかったよ。土管のヒビの原因が…… ソフィアちゃんの魔力なら初級魔法でもそりゃ、一撃だよな……



アイリスちゃんを見ると口をパクパクさせていた……

お読みいただき誠にありがとうございます。

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