序節
私は小説を書くのが下手ですが、宜しく御願いします。出来れば批評をしていただければ幸いです、どんな酷評も私の小説為になるのでコメントを頂けたらありがたいです。
凛とした世界
人は誰しも、表と裏の両面を隠し持ち都度の理由で使い分けていった。例えば悪と正義優しさと冷酷だったりするそれは何もそういう固定概念だけではなくこの世界にも通用することだ。この世界は大概物理学と神と偽りで形成されていると言われている。
僕は最近こういうひねくれた考え方で世界を見ている。十七歳だし多感な時期だからもしれない、しかしその多感な時期だとしても僕の直面している事態はまさに神または偽りの世界と断固として声を上げられるレベルだと自負している。
見た目中の下、成績前途多難、強き者には従うただの一高校三年であるただそれだけであるはずの毎日が一変したのだった。
中央線大学病院の三百四号室の窓には秋証拠である落ち葉が疾風のごとく見えない風に乗っていた。
ベットに横たわり僕は目を瞑る。
僕は原因不明、中途多難な奇病によって身体はあまり良くない……まあ良くないと言っても一年中頭痛に悩まされ理解不能な白黒世界にワープし化け物に幾度も惨殺され続ける情け容赦の無さすぎる悪魔的思想な奇病に精魂疲れ果てている。無論入院しているからといってこの「白黒世界」の話はしていないそれこそ精神病院へ直行になってしまうからである。例えば夢かもしれないし例えば非現実の入り口のかもしれないのだから今、僕は葛藤している。
あの化け物に惨殺されている感覚はまるで四葉のクローバーごとく一つ二つ三つ四つと四肢を引き裂かれ、幾ら助けてくれと叫んでも決して優しき手はくれない奴らは鬼みたいなものである。
多少自暴自棄になりながらも、 瞑っていた目を開けると目の前には小柄で綺麗な少女が宙にフワフワと浮いていた。そうあまりにもフワフワとしたその強すぎる印象、僕は目があった瞬間目を瞑って言葉を失った。やはり僕は精神疾患かもしれない。
「君は私が見えるの? ねえ答えてよ」
僕の耳には確かに可愛らしいあどけなさが残る声に聞こえたが、空耳だと思いたい。
「やっぱり見えないか…… しょうがないよねきっと私は死んでいるだもん」
「ああ…… 見えてるから気にしないで 出来れば用がないなら帰ってくれませんか?」
僕はあまりにも突然なことで、無礼な言葉を宙に浮かぶ何とも言えないフワフワしたわたあめみたいな 奴に言ってしまったのである。
身長は小さいく中学生くらいで兎のような愛らしさを持ち合わせており前髪は瞳に掛るほど伸びている。後ろ髪を束ねているポニーテールが印象的である。瞳の艶やかな青色で深い海と高い空を連想させるが僕の言葉では伝えられない深い奥底を感じた。幽霊と感じることは皆無で小さい精霊という方がしっくりくる。
「君 私が見えるの! 私なんて言ったら良いのかわからないけれどたぶん幽霊なの」
「…… まあわかるよ、本当は心底難解な問題だけどこの際それは言わないよ」
また厄介な問題が一つ増えたような気がしなくもないが、疾風の如くその難解な問題が風とともに消えないかと彼女の目線に合わせながら頑なに思ったのだった。僕はまったく別タイプの人間、友達の久石凛と重ねてしまった。二人は全くといって良いほど性格で語ると似ていないが本質が同じような気がしなくもないと思った。
「私の名前はみじろ名字は思い出せないの…… それ以前に記憶も忘れたんだ 初めて意識を持ったのはこの病院なの仕方ないからしばらく旅に出ていたんだけれど よかったわ 私と話せる人が居て! 」
フワフワした彼女「みじろ」は安堵の声上げ、それでいでそわそわとした目つきを僕に向けて、長い間喋り続けた。それも一方的にだった。この時の宙で肩を張った笑顔は桜の花弁が飛沫を散らす様によく似ていて僕は一瞬たった五秒だけの間、楽しい時だったと思った。僕は調子にのって自分の名「木村ましぎ」を羞恥心ながらみじろに言った。みじろは可笑しな名前とグルグルと無機質で白い三百四号室を飛び回ったが生憎お互い様だろうと、心の奥底ジャングルの秘境で小さく叫んたのである。
この無機質で白くて何も無い三百四号室にふわふわ幽霊が疾風に乗ってやって時の出来事である。




