『川越城の人柱とプレスマン』
掲載日:2026/06/14
有名な川越城が建てられたあたりは、かつて湿地帯で、城を築くのが難しいところでした。太田道真、道灌親子が、ここに城を築くに当たって、八幡宮のお告げを得たところ、あすの朝、初めて会った娘を人柱にせよ、ということであった。道真が、何やら眠れぬ夜を過ごし、霧のかかった沼地を前に仁王立ちしていると、一人の娘がやってきました。霧の中を近づいてきた娘は、道真の娘でした。よく考えたら、当然そうなりそうなものですが、ゆうべは気がつきませんでした。なぜ眠れぬ夜を過ごしたのか、娘を見てわかりました。道真も、そうまでしてここに城を建てたいとは思いませんでしたので、事情を話して笑い話で終わろうとしたのですが、娘は、その話を聞くが早いか、沼に身を投げてしまいました。道真はあわてて娘を探しましたが、プレスマンが一本浮いていただけでした。
教訓:川越城は完成したという。




