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第1章4話「運命の出会い」
感動の別れをあとにして1時間くらいすれ違う人々に聞き込みをしながら着々と歩いた。
すると、、
「うぅ〜、うぅ〜。」
と寂しそうな、悲しそうな人間で言う15歳〜25歳の女性と5歳10歳くらいの女の子が木の下でうずくまっていた。
オルネットは心配して
「大丈夫か?」
と心配してさっき買ったパンを一つづつ差し出した。すると
「いいえ、大丈夫です。お気になさらず。」
と、迷惑をかけたくないのか断られた。
しかし、女の子のお腹が
「ぐぅ〜」
と大きく鳴ったため、一度は断ったものの
「やっぱり、お一ついただいていいですか?」
と聞いてきた。
オルネットは
「全然だいじょうぶですよ。もしよかったら、お姉さんの分もあげましょうか?」
と気をつかって聞くと
「えぇ。いただきます」
と答えた。
異世界には季節はないけれどそのかわりにとても寒暖差が激しい。
昨日は暑かったのに今日はとても寒い
というようなことが日常茶飯事だ。
このやりとりをきっかけにこの女性と少女と仲良くなりこの二人が住んでいる村へお邪魔することになった。