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73/88

73話

 武司達のダンジョンでの大冒険は続いた。地下十階での透明な怪鳥との戦いでは苦戦した。巨大な鳥型モンスターは音も無く羽ばたき奇襲攻撃を幾度もしかけて来た。

 滑空しながら大きく鋭い爪で武司は右手を裂かれた。大量に出血し、また物語が終幕を向かえ主役が棺桶に片足を突っ込みかける状態にひんした。しかし反則技作者が味方が発動し止血され傷が癒えた。

 結果的に武司の返り血が付着した怪鳥は赤い鮮血によって居場所がバレバレになった。

 そこからは総力戦で武司達は三人がかりで対峙した。数十分間激闘は続いた。おしつおされつの戦いは武司の突きで決着をむかえた。怪鳥の胸に深々と突き刺さった剣が勝敗を決めた。モンスターはバガッと地面に落下し絶命した。するとスーッと怪鳥の体が出現した。

 遠くから見た姿は鳥だが、近くで見ると異変に気付く。顔と頭が人なのだ。つまり人面鳥だった。しかもなぜか髪型は金髪のモヒカンだったし、また口の周りには金色の不精髭を生やしていた。見た感じは三十代のおじさんだった。どこからともなく武司の声が聞こえてきた。


「ダンジョン編を書くの飽きてきたんだろ? だから割愛してる。違うか?」


 見事に見抜かれてる。まったくもってすいません。

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