表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/88

57話

 寒々しい風が吹きすさぶ地下一階。石造りのそのフロアの奥の床の一部がズズーッと揺れ動きスライドし下の階への道が開いた。次の階にはいかなる強敵が待ち構えているのだろうか。屈強な戦士か狡猾な魔術士か凶暴なモンスターか。まだ見ぬ地下二階の様相を想像する武司。下の階に行くほど対峙者は強くなると受け付けで説明を受けていたのでいやがおうでもさらなる強敵を連想してしまう。果たして勝算はあるだろうか……まあ、タケノコがいるから大丈夫か。武司達は作者が味方なのをいいことに安心感を覚えた。この物語がタケノコの手で紡がれているなら作者の都合でいいように出来るではないか。武司達は


「じゃな、リット!」


 とお別れの言葉を言うと歩み出した。リットの返事を待たずにすたすた行ってしまう。そして武司達はより深みを目指して大冒険を続けて行くのでした。


END



「こら! タケノコ! 何勝手に終わらしてるんだ! まだ道途中だぜ!」


 武司がギャーギャー騒ぐ。怒りを抱いているようだ。面食らった作者は本音をぶちまけた。


『だってアクセス数前作より少ないし……お気に入り増えないし……』


 武司は溜め息をついて


「読者は少しはいるんだからさ、最後までちゃんと書くべきだろ?」


『……そうですね。頑張ってみます』


 こうして説得されお話は続くことになりました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ