表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/88

39話

「くだらねえなーおい。そんなことの為に呼び止めたのかよ」


 武司は両手を腰に当て盛大にげんなりした。おじさんの質問の内容がくだらなすぎた。武司達は仕方なく惰性でおじさんの話の続きを耳にした。


「正解したら金貨五十枚プレゼントですたん」


 武司は目の色を変えやる気のある声で述べた。


「え、五十枚も? 俄然やる気でてきたぜ。……うーん、ブリーフかな?」


 サリナは妖艶な声音で


「あはん、私はトランクスよ」


「意外性をついてフンドシかな」


 ルーノは小首を傾げながら解答した。


『皆さん甘いですよ。このおじさん見た目以上の変わり種ですよ……。答えはブラジャーとティーバックです』

 タケノコの答えを聞き動揺する武司達。謎のおじさんはいかなる下着を着用しているのか注目度が上がった。シルクハットのおじさんは「では」と言うと脱衣し始めた。そして上着を脱ぎさり下着姿になった。男らしい胸板をブラが隠し男性のシンボルを赤い花柄のティーバックが被っていた。ティーバックの全面は盛り上がっている。


「うえー! なんで女性用!」


「あはん、痛いおじさんね……」


「ただの変態じゃない!」


 三者三様の感想を述べる武司達。みんな気力がダウンした。武司達は複雑な表情をしている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ