表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/88

38話

 武司達は意識を集中し現牙を発動させ武器を無から作り出した。武司は剣の先をシルクハットの男に向け述べた。



「あんたは誰だ? 人型のモンスターか?」

 武司の言葉には警戒心と敵意が宿っていた。武司はシルクハットの男の動向に注視した。しかしあまり危険性は薄いように感じられた。シルクハットのおじさんは「コホン」と咳をすると言葉を発した。


「私は世界を股にかけるクールなおじさん……。名付けてクーオですたん」


「あはん、目的は何なの?」


 とサリナは詰問した。おじさんはシルクハットを脱ぎクルクル回してまた被った。白髪が多い頭髪が見えた。苦労しているのだろうか。


「ここから先に進みたかったら私の出題する問題に正解することですたん!」


「さあ、行こうぜ」


 武司達は武器をしまいシルクハットのおじさんの横をすりぬけた。サリナが「あはん、ごめんなさいね」と言った。武司の腕に縋り付くシルクハットのおじさんは


「あー! 少しだけ、少しだけ取り合ってくださいたん!」


 武司はため息を付き立ち止まった。おじさんは笑顔になり快活に質問した。


「では質問ですたん……私の着ている下着はなんでしょうかたん?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ