表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/88

17話

「こいつらがプルアだな」


「そうよ、プルアを興奮させると普通の果実になるの」とスレンダーなルーノ。


「なら、これでどうだ!」


 武司は一匹の赤いプルアに対し両手で口と目の皮を引っ張り変顔をした。残念な失笑をかう変な顔だった。武司は言った。


「テケテケテケ!」


 破顔一笑した武司の正面のプルアは体を左右に揺すりながら


「ワハハハハ! ハハハ……」


 武司に対面するプルアは笑い終えると「ポン」と音をたて赤い果実に姿を変えた。口も鋭い牙も無くなっていた。サリナの周りには十匹近いプルア達が取り囲んでいた。サリナは胸元の第二ボタンまで外し両腕で巨大な胸を寄せ、しゃがみ豪勢な谷間を披露し


「あはん、私のバストはどうかしら?」


 十体近いプルア達は興奮したのだろう体を一瞬ピンク色に変え「ポン」と音をたて赤い実に変わった。森の梢が大きな鳥が留まったため僅かに揺れた。その鳥はプルアをじっとみている。食べたいのだろうか。


「あたしだって色気でやってやるわよ」


 ルーノはそういうとサリナと同じように上着の第二ボタンまで外し胸を寄せしゃがんで三匹のプルア達に胸を見せ付けた。


 しーん。


『どんまいです。ルーノさん』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ