13話
「さあ着いたわよ……あれ、騒がしいわね」
『新しいエピソードですね。盛り上げてくださいよお二人さん』
ハンター商会の前では坊主でハンドアックスを持つ男とハルバートを手にした青く長い髪のグラマーな美女が口論していた。そのスタイルが良くパッチリした大きな目の女は
「あはん、ハンターの仕事を手伝ってくれたら仲良くしてあげると言っただけよ」
筋肉隆々の坊主の男はハンドアックスをブンと降りながら苦々しい表情で言った。
「そんなのは詐欺だ。協力したら付き合ってくれるもんだと思ってたのに! 許せん」
ハンター商会の周囲には騒ぎを聞き付けた野次馬が集まりヒソヒソと話し始めた。坊主の男はハンドアックスを振り上げ端正な顔立ちの女に迫る。「ガキン」と金属同士がぶつかる音が辺りにこだました。
「おっさん! 女を攻撃するなんて最低だぜ」
武司がグラマーな美女の前に割って入りハンドアックスを剣で防いでいた。
『楽しめる展開になってきましたね。この調子でこの物語を面白くしてくださいな』
坊主と武司は戦闘を繰り広げ始めた。武司は特殊スキル剣の達人により坊主の斧の攻撃を巧みにかわしたり受け止めながら徐々に相手をハンター商会の壁に追いやっていく。