海や川に行くときはライフジャケットを! 水難事故を防ごう!
筆者:
本日は当エッセイをご覧いただきありがとうございます。
今回は夏と言えば海や川で遊ぶことが挙げられると思うのですが、水のレジャーにありがちな「水難事故」の防止のためにどうしたら良いのか? について語っていこうと思います。
質問者:
まず、水難事故のデータとしてどんなことが挙げられるんですか?
筆者:
具体的にはここ10年あまりは横ばいで1400人前後の方が亡くなっており、夏休みの7,8月には300人弱が亡くなっている感じで他の月よりはやはり多くなっています。
令和海7年では亡くなった方のうち、海が46.3%、川が37.1%とこの2つにかなり集中している感じになっています。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/r07_suinan_gaikyou.pdf
質問者:
筆者:
プールで亡くなっている数は毎年5人前後で0.3%とほとんど亡くなっていないと言えるでしょう。
これは監視員などの活躍が光っていたり、周りに人が多かったり、深さが限られていること、流れが急にならないと言った不確実性が薄いことが影響していると思われます。
つまり、逆を言うと海や川では監視員が目を光らせている場所が狭いので、親御さんは意識を高める必要があるという事です。
また、水難事故なんて子供が溺れるものなんだろ? と思われるかもしれませんが中学生以下11.1%と人口比率として見たら確かに上回りますが、
18~65歳45.7%、65歳以上36.1%と流れが急であったり深さがあれば大人であったとしても溺れてしまうことを意味しています。
質問者:
確かにどこか他人事で聞いていたような気がしましたが、大人の方でも流れが急になったりすると足を取られてしまうという事なんですね……。
筆者:
水の力と言うのを侮ってはいけないと思いますよ。
気象予報などでは50センチの波は低いような表示になっていますけど、
50センチの時点で人を押し流すだけの力になり、1メートルにもなれば木造家屋を半壊させるだけの威力になるんです。
https://kahoku.news/articles/20220116khn000010.html
川底に関しても急激に深くなったりする場所があったりするので、いきなり足を取られてしまい溺れると言った事が事故を引き起こしているのだと思います。
また川の合流地点では急に流れの勢いが増したり渦を巻いたりすることもあるようなので特に気を付けた方が良いものと思われます。
https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/society/fs877dc84e77504c599811decbf021a1c9
◇溺れにくいようにする対策
質問者:
なんと……思ったよりもずっと川も海も怖いじゃないですか……。どうすれば良いんでしょうか?
筆者:
怖いのならリスクが限りなく低いプールに――と言いたいところですけど、 プールでかなり混んでいる時なんて水の中でおしくらまんじゅうしている感じになりますからね(笑)。
広いところで開放的な気分で泳ぐ方が楽しいことは間違いないですからね。
まず代表的なこととしてはライフジャケットを着用することです。
令和6年の海上保安庁の報告によりますと、釣り中の海中転落者の死亡・行方不明率が、ライフジャケット非着用者では約46%(126人中58人)となったのに対し、着用者では約19%(54人中10人)となったなど、着用により死亡・行方不明率が低くなることが示されています。
ただしキチンと着用しなければ事故の確率は非着用の場合と大して変わらないケースがあるようです。
どういうケースがダメなのかと言いますとあまりにも大きすぎるサイズだといけないそうです。
体格に合ったものを選び、ベルトや股紐を緩みがないようにしっかりと締めることが大事なようです。
また、肩部を持ち上げてもずり上がらないなど、適切に着用できていることを確認することも大事なようです。
質問者:
なるほど……それだけ効果があるのならライフジャケットの価値はありますね……。
仮に服を着たまま水のある場所に落ちてしまった場合はどうしたら良いんでしょうか?
筆者:
日本赤十字社千葉県支部のホームページhttps://www.chiba.jrc.or.jp/about/webmagazine/vol55/vol55_2021_01.htmlの画像を引用させてもらいますと、
この画像のように「浮き身」と呼ばれる態勢を取ると良いとされています。
下手にバタバタと動くと逆に沈んでしまうという事態を悪化させることになりかねないようです。
質問者:
危機に瀕しても落ち着いて行動することが大事なんですね……。
筆者:
ペットボトル、クーラーボックスなど浮力のあるものを「捕まれ!!」などと大きな声で指示しながら水面に投げ入れることが大事のようです。
余程トレーニングを受けた泳ぎに自信がある方でない限り、下手に飛び込むと飛び込んだ側も溺れた方も助からないという悲惨なことになりかねません。
浮力があるものを投げた後に、消防や近くにいるレスキューなどに通報して助けを待つことも大事なのかなと思います。
質問者:
筆者:
騒いでも局面が好転するわけでは無いので、やるべきことをやって後は天に任せるしかないかなと思います。
意外とその方が生き残る確率は上がりますよ。




