・「スローモーション」とおじさん、の巻
…その後のわたしの身の上に起こったことを、あえて詳しく語ろうとは思わない。
かい摘んで言うと、
後日、わたしは会社にリストラされ、妻と息子と娘は家を出ていった。
そして、居酒屋で飲んだくれた挙げ句、居酒屋を追い出されたわたしは、居酒屋の斜め向かいの横断歩道上でダンプに轢かれたのだった。
ダンプの運ちゃんの驚いた顔、ヒビの入ったダンプの窓、わたしと共に宙を舞う折れ曲がったダンプのサイドミラー、空中でキラキラと光る埃の粒、回転する青や黄色の街の灯り、そして、微笑っているような、夜空の下弦の月。
スローモーションの中で宙を舞うわたしには、全てのことが冗談のように思えて仕方なかった。
本編へ続く…
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