エピローグ
「お疲れさまでした~」
「「「お疲れさま~」」」
音頭の合図と共に皆も声を合わせる、ここは生徒会室、幼等部での演奏会が無事終わり、ジュースでの乾杯をしている。
「よかったね、立花ちゃん、チビッ子達も喜んでくれたみたいで」
「うん、改めて、屋台君、音兄ちゃんありがとう」
「なんてことはないさ、りっちゃん、むしろもっともっと言ってくれ!」
「ああ、立花ちゃんの頼みなら無茶振り大歓迎だよ」
音頭も屋台も立花の頼みなら、どんなことでも首を縦に振ってしまいそうである、
「葵会長も改めてありがとうございます」
「ああ、こっちこそありがとうだよ」
「でも葵会長、何でまだ魔法少女のコスプレしたままなんですか?」
音頭達三人はもう学生服に着替え終わっているが、葵だけはまだ着替えていない、
「祭君、それには理由があるんだよ」
「そうそ、ね~葵」
生徒会役員の二人もこの場にいる、二人とも幼等部での演奏会からずっと見ていてくれたのである、そして二人は声を揃えて、
「「さぁ、生きなよ!、[魔法少女アオイちゃ~ン]」」
「祭君、夜空君、立花ちゃん、今日はありがとね、アタイはスッゴクスッゴク楽しかったよ、アンタタチがいなかったら[魔法少女アオイ]は誕生しなかったよ、スッゴクスッゴク感謝してる、だからまた一緒にやろう」
「「「・・・」」」
三人は呆然としている、しかし葵は続けざまに、
「これが今のアタイの素直な気持ちだよ!」
ガッ、物凄い勢いで音頭が葵の両手をつかむ、
「もちろんです!、葵会長!、あなたはもう僕達のバンドメンバーですよ!、大学蓬栄際でも演奏しますから一緒にやりましょう!!」
「祭君」
「音頭の言うとおりですよ、貴女はもうメンバーに入ってしまってますよ」
「ええ、もっと一緒に演奏していきましょう」
「夜空君、立花ちゃん……、ありがとう」
葵は心からのありがとうを今、言った、
そんな会話を生徒会室の前で聞いて、扉に手を掛けていたが、その手を下ろし、静かに微笑みながら去っていく[氷菓 神楽]の姿があった。
これで[祭音頭の音頭2]は完結です。またすぐに3を書き始めます。よろしかったら読んでください。




