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6週間家族  作者: marron
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お手伝い


 我が家では、食事の準備片づけは子どもたちがやる。(私は夕方仕事があるため)

「僕も何かお手伝いします」的なことを英語で。

「うーん、何してもらおうか」

 ということで、お箸を出してもらうことに。他のことはおいおい慣れてもらおう。

 誰がどの箸を使って、どの席に座るかを教えると、ちゃんと一回で覚えた。うん、天才だね。

「これ、持ってって」「これ、出して」など、他にも手伝ってもらって、食事の準備はみんなでするようになった。


 さて、片づけは。

 一応、我が家のローテーションがあって、食器を洗う係りがふたり(一度軽く水でゆすいでから、石鹸を付ける係り、それを水で流して最後に台所チェックをする係り)。それから、食卓を片づけて、洗われた食器を拭いてしまう係り。毎日ローテーションであるが、そこにウィリアムをどう入れるか。

 そこでちゅんちゅんがまずは“一度軽く水でゆすいでから石鹸をつける係り”を教えることに。

 するとウィリアムは、

「なぜ全部ひとりで洗わないんだ。僕はひとりで全部できるからやっちゃうよ」

 と・・・えーっと。ま、いっか。やるって言ってるから、やってもらおう。

 しかしそうすると、ローテーションが変なことになっちゃうので、残りの人たちは周囲を片づけることに専念して、ウィリアムを見守ることになった。


 ウィリアムが洗い終わってから、ちゅんちゅんが

「私の説明が悪かったらしく、一度軽く水で流すところが、ガッツリ水洗いになってしまった」

 と、頭を抱えていた。


 別に汚く終わるわけじゃないから良いんじゃな~い。


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