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本題へ
本人に聞いてみるしかないか。そう考えた僕は遂に森本さんと話をするために昼休憩の時間中に校舎の裏へ呼んだ。
「突然ごめんね休憩時間削ってくれてまで来てくれてありがとう。」
「うん。全然大丈夫だよ!」と可愛い笑顔で新太に微笑んでくれた。こんな子がイジメられる理由がわからない、どうしてなんだよと考えながら今回呼んだ理由を彼女に話す時が来た。
「この前の休みの日に花屋でバイトしてなかったかな?」そう言うと彼女は突然泣きそうになった。「ごめん、話したくなかったら別に話さなくてもいいよ。」と申し訳なさそうに言ってみた。だが森本さんは、「そうだね。本当は話したくないけど知られている人も何人かいるし、片岡くんなら話していいかな。」昼休憩ももう少しで終わりそうだったのでその場で森本さんに話しをしてもらうのをやめた。
「森本さん放課後にしよう」