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エピローグ

──愛してた──


ねぇミオ、

ミオに出会えて良かった。

きっと全てが、始めからこうなるようになってたみたいだ。

この先何があっても、ミオとの出会いに感謝してるよ。


ねぇジンくん、

ジンくんに出会えて良かった。

何度も悩んで、迷って、それでも、こうなることを選んできたね。

この先何があっても、ジンくんを想い続けるよ。



きっとこの出会いは奇跡だから。

運命の”いと”によって導かれたんだと思う。

そう思うんだ。


ねぇ神様──そうでしょ?



ねぇジンくん

ねぇミオ


触れてみたいよ

温もりを感じてみたい

手に触れて、頬に触れて、照れてる姿を見たい

どんな風に笑うの?

どんな風に見つめてくれる?


分かってる

どれだけ想ってくれてるか

きっとみんな不思議に思うでしょ?

でも分かる、分かるんだ


手に取るように心が見える


信じてる

不安じゃないよ


ふたりにとって

今だけは真実だから


ねぇ……

愛してたよ

愛してるよ、本当に



約束の日、青空にうっすら白い雲がかかっている。

心地よい風が吹く約束の場所。

まぶしい太陽の光に照らされて、二輪のヒマワリが咲いている。


まるで幸せを感じて笑っているように。

空を見上げて、並んで咲いていた。


遠くから、昼間の月がこちらを見ている。




ねぇ、偶然ってあると思う?

わたしはないと思う。


全ては引き寄せられて

抗うことの出来ない必然。


ねぇ、運命ってあると思う?

わたしはあると思う。


心が惹かれる。

言葉が紡がれる。


その先は……

ふたりだけが知っている。



甘くて、苦しくて


まぶしくて



──それでもわたしは

空を見上げて咲いていたい。


あなたと並んで咲いていた

あのヒマワリのように。


あなたはずっと歌ってて。


暗闇の中、月の明かりに照らされて、

もう、何も怖くない。




ファム!ファム!ファム!


歓声が聞こえる。

ステージの幕が開ける。


スポットライトを見上げて

まぶしい光を浴びる。


──それでも俺は

歌い続けるよ。


目の前の君に向けて。

俺は歌う。


キミはずっと咲いていて。


青空の下、太陽の光に照らされて、

もう、何も迷わない。 


キラッと光る、ホワイトゴールドの花。

隣りに並ぶゴールドの花。

きっと、全部決まっていたことなんだ。


今日もどこかで、運命の音が鳴る。

四角い小さな世界の中で、まぶしい光をあびている。


「ねぇ、明日何時だっけ?」






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