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  作者: フェルナンド
3/7

【殺請屋さん】3

「皇帝直属戦闘隊に回収される前に」


そう陰で暗躍する奴はウルフマスクの冷却装置を持ってアジトに帰った。


「任務完了」


こいつはジャック,殺し屋の下請け略して殺請屋と言うのをやって居る。


殺請屋の中じゃあまだ弱いクラスだが中々の

才能はあったりして初めての暗殺をした際は,

子供と言う特性を活かした。


殺気を隠して近付けて,殺気で相手を怯ませ尚且つ本番に物怖じしないと言うところ,人を殺すことに躊躇がなく,拳銃の引き金を引くことにも躊躇がなく,相手にもよるが常人なら3秒以下で殺せると言う中々な才能があった。


最近は変装技術にも磨きが掛かりみすぼらしい浮浪者の格好をして相手を油断させて首を

刈り取るなどして,暗殺を防ぐことはかなり

難しいと定評がある。


近接戦闘,射撃,潜入,奇襲,といった全ての局面において柔軟に隙がほぼない,高いナイフ捌きは

白兵戦でも通用ひ,一切の無駄がない合理性と

瞬時の判断力がその強さに拍車をかけるのだろう。


なぜそこまで強いのか,それは少年期から山中でサバイバル訓練を繰り返して居たからだ,生き抜くために虫や野生動物,時に泥水すら啜るなど,状況を見極めてきた経験により直感が鋭くなっているのだ,その上,栄養状態が悪くても行動可能,餓死寸前でも動ける精神力と肉体。


重傷を負っても中々倒れない回復力や身体が極限環境に適応していると言ったタフネスまた

適応力も彼の魅力だろう。


素手,刃物,銃器,環境を問わず戦えて一番は

ナイフが秀でて居る,目線すら合わせずに一瞬で相手を制圧したり,相手の呼吸,視線,反射から次の行動を予測して先手を打ったり殺気や実力者特有の雰囲気や気配と言ったもんを完全に消すことが可能で肝がすわって居る。


常に冷静で感情の乱れがなく,戦いをゲームのように捉える冷酷さと合理性を持ち,斬り合いながら冷静でいられる狂人的冷静沈着さがあり,更に

瞬時暗記能力,即興記憶,長期記憶が得意で赤ちゃんの頃から一言一句覚えていたり,フラッシュ暗算を何桁だろうが計算可能。


またトラップの解除や罠の事前察知も初見で

看破したりと認知力,反応力もそこそこ高い。


「ふ〜む,これまだ良くできそうだな,ボスに

献上するまえに改造しちゃえ」


そう言ってジャックは,小型化と改良して銃型にした,その名は,ゼロ・アイスガン。


「ボス,これを」


「ありがとうジャック」


そう,この白髪は蝗の飼い主でもある白髪だ。


「精巧に制作してあるが,改造した形跡がある,

ジャックがこれをしたのかい?」


「はい」


「勝手なことはダメだ,だがね,実績を出してくれるならそれも許容しよう,凄く性能がアップ

して居るからねぇ事前情報より」


「じゃあ次の任務にも行って参ります!」


「あぁ頼んだよ」


こうしてジャックは依頼を受けて仕事をしに行く。


「獄中のジェイクの暗殺かぁ,,,よし」


そうして監獄に入る。


「え〜っと,あ,あった」


特別収容者室にピッキングして入る。


「え⁉︎」


なんと目の前の光景は,人が天井に刺さり,

壁に銃が刺さって,大量の割れた壁が

あった。


しかもあの力士を片腕で首を締め上げて浮かせる。


「もっとだ」


「低脳は訳のわからない事象をすぐに自身の人智

を超えたものを霊などのせいにする,全ての理屈を知らずして結果論に縋る,あぁイラつく」


「仕方ない,あれを服用するか」


そう言ってポッケから取り出したのはトキソ・マイセル[T-M3]と言うクソ簡単に言うとリスが定量を服用したら猪くらい強くなる高純度のステロイドをカプセルタイプにしたものだ。


「なんだ貴様h」


バゴーン!瞬間拳がジェイクの顔にパンチが

入る。


「うぐっ,オラァ!」


ジェイクはパンチをしてT-M3を奪っう。


「まっ」


瞬間奴は過剰摂取しちまった,これは自我の消失,暴力性残虐性の著しい増加,殺しをなんとも思わなくなる野生化を引き起こしてしまうんだ。


「アガァァァァ!」


「皇帝直属戦闘隊の狼人にボコられてなお

立つか」


瞬間もう一つの人影が現れた。


「よ,ジャックちゃん」


するとそいつは,ジェイクを一瞬にして叩き潰した。


「ガハァ!」


「うんやっぱり理性ない奴は楽だわぁ」


狂って更に凶暴性を増したナイフの使い手ジェイクを一方的に嬲り殺せる実力者。


彼は普通クラスの殺請屋のビッグボーイの異名持ち。


彼にも高い実力がある,ビルの上のスナイパーからの射撃を割り箸で大口径弾を摘み,10km以上離れて居る場所のスナイパーの居るビルを弾道からある程度の位置を特定して背後を一瞬でとり一撃の打撃で100m射撃主を吹き飛ばして

ビルから叩き落としたり。


野球ボールが投げられた強さで空中爆散したり,至近距離から放たれたピストルを反射神経で回避したり,身長215cm,体重130kgと言う巨躯でバク宙や倒立を軽々と決めたり,だがビッグボーイと言う異名に見合わず。


状況によって武器や戦法を使い分けて多彩な戦い振りをするなど様々な戦法にも通じている

請負人である。


その身のこなしも,堂々たる体躯と様々な武器を振り回す姿からは想像しがたいほど俊敏で,臨機応変な戦術と合わさって,数の不利を撥ね退け敵を翻弄するなど非常に強い。


それに加えてフィジカルの高さだ,一般人時代,

通り魔に包丁を腹に刺されたのだが貫通しないで折れた,皮膚すら切れなかった,しかも怯えてる時に皮膚や床すら一瞬で溶かす酸性の液体を

ぶっかけられたが,服は溶けたなんと皮膚が酸ですら溶けなかった。


手加減したデコピンで頭蓋骨を貫通してベッコリと点にへこんだ後を残して吹っ飛ばしたり,

殺請屋に入って発任務ではアスファルトを毟り取ったり,10トントラックを片手でぶん投げたり,目の前に塞がってしまって邪魔になったから,手刀で軽々トラックを真っ二つにしたり,コンクリートごと電池を引っかかりごと引っこ抜いたり木の棒みたいに電柱を武器にしたりと,パワーには自信がある。


次任務以降更に功績を積み上げていった。


敵は並みの真剣を全力で振り下ろして折れ,

刀で斬撃を放てると言う刀使いだ。


そのレベルの刀使いがマジに振り下ろしても切れない骨太く硬い[骨隆]。


「鎖骨すら断ち切れねぇで御座る!」


そいつは,素体の身体能力でも大砲を耐えられる奴が体の下にはプレートを仕込んで,軍事演習用の防弾ジョッキ,その上から全身鎧,甲冑を装備

して120kgと,搭載された防御力だったが。


「えい!」


「ゲニュゥゥィ!!!」


バゴーン!っと地面を貫通して突き刺さり,その威力のまま地中で豆腐のようにペシャンコに成るほどに強く,公園全体にクレーターを作った。


更には,そいつの味方のでかいギャング組織

総勢3000人を無傷にて,パンチで斬撃を

放つは,足を引き千切るは,体を真っ二つに

裂くはととんでもない実力だった。


爆弾魔により爆発してこのままだと脱線する


「久々だねジャックちゃん」


「先輩久しぶりっす」


「またボスッチがジャックちゃんに付けって

言うから後から応援来た」


「なるほど」


「今から焼肉行こうぜ」


「はい!いいですよ!」


そんな感じで任務終了直後に焼肉を食いに

来て居た。


だがそんな時に限って問題はまた現れて

しまうものだ。


「ペルーダン・鷹巣ゥゥ」


「ビッグボーイじゃねぇか」


雷鳥の異名を持つペルーダン・鷹巣と言う別

組織のスピードスターである,普通また

中でも上クラス。


「ここであったが百年目じゃぁ!震えて眠れや!」


なぜ彼が雷鳥と呼ばれるか,それはその足の

速さにある。


「オラァ!」


「ガハ」


金的が決まる。


「今からお前はビッグボーイではなく

ビッグガールだ」


それはマッハ約604と言う雷速[稲妻が発生してから地面に落ちるまでの速度]並みの

速さだからだ。


「シュシュシュシュシュ」


僅か0.1秒に100回の拳が飛ぶ。


だが。


「早いだけで軽いなぁ!」

「何ぃ⁉︎」


バゴーン!ビッグボーイのマッハブローが

炸裂した![鞭のようにしならせて放つ拳の一番先だけ音速に達する]。


「おっも!」


ピューバゴンバゴンバゴゴゴゴっと背後の壁を

数枚ぶち抜きなんとか勢いが落ち着く。


「(建物がなかったらやばかったかもなぁ)」


ビッグボーイげブチギレて怒号をあげただけで周りの建物のガラスをぶち破る,至近距離だと鼓膜が紙のように破れるだろう。


「うるっは!(まずい蹴りを挟んで防御だ)」


バゴーン,質量と速度の対決に等しいが,そこに誰かが割って入る。


「んな⁉︎パンチが止められた⁉︎」

「あ⁉︎蹴りが止められた⁉︎」


パチン!,指パッチンはこの街全体に響き渡る,

円形の波を描いた音の刃が全方向に飛ぶ。


「あ,あんたは⁉︎」


中堅格,彼の名前は,螽斯,ビッグボーイの同期で

彼もまた蠱毒の経験がある白髪が飼い主で

ある。


「あんたら,一応はプロだろ?何やってんの?」


「す!すいませーん!」


「あぁ?誰だこいつビッグガール説明しろ」


「ガールじゃねぇ!この御方は螽斯様,殺請屋の

エリート教育を受けて生還したお一人なんだ」


「だからどうし」

「遅い」


バゴーン!あり得ない速さの蹴りが飛ぶ。


「ガハ!」


バゴーン!バゴーン!バゴーン!数十個のビルを貫通して吹き飛ぶ。


「偽の雷が」


彼の速さは,約マッハ30万,光の3分の1,到達

じゃない,それはもはや完全な雷速と呼べる

ものだ。


「仕事外で目立つことすんなよ」


「申し訳ありませんしたァァァ!」


「(ビッグボーイ先輩がこんなにビビるなんて)」


「あの〜ところで螽斯さんは何をしに」


「焼肉食いに来た」


「なら我々と一緒に行きましょう!」


「う〜ん,,,いいぜ,飲みニケーションってのも

しといた方がよさげだしね」


「(えぇ,,,この螽斯って人依頼外なのにずっと

そんな事考えてんの?こわぁ,マジきちやん)」


「お前今失礼な事考えたか?」


「え⁉︎」


「ポーカーフェイス?ってか感情を読み取りにくい表情だが,表情筋や目からある程度考えは

読めるからな?」


「いやいや!考えてないですよ!」


「嘘ついても分かるんだぞ,汗,動揺,素人素振りだから君まだ低ランクだな?」


「もういいですから焼肉行きましょう!」


「そうだな」


そうして三人で焼肉を食いに行くのだった。


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