【作品ネタ】神の娯楽
舞台は異世界
~あらすじ~
神は退屈していた。
多くの世界を管理しそれを眺めているだけの無限の時間に。
そんなある時、管理する一つの世界(地球)で異世界ファンタジーというものが流行っていることを知る。
そして日本という国には異世界転生・召喚を夢見る多くのものがいることも。
神はいくつかの者をサンプルとして異世界へと転移させた。
あるものは理由も説明せず何もない草原へ。
あるものは希望を聞いて望む世界へ。
転移後、その世界を眺めながら時には試練を与えて観察する。
退屈な神の娯楽として。
~旅行好きの物語~
あるところに旅行好きの青年がいた。
青年は仕事をしながら大型連休や有休を使いいろいろな場所を旅した。
見たことのない光景や食べたこともないものを探すのが大好きだった。
しかし青年はふと思ってしまう。
物語や過去の偉人のように誰も見たことない場所や想像できないものを食べてみたいと。
神に召喚された青年は願う、地球にはないものであふれる世界で旅をしたいと。
青年は旅の便利ツールや強靭な肉体、各種耐性スキルを得て異世界へ。
ただしその世界は魔物が蔓延る危険地帯で未開拓地を旅するなど自殺願望者と思われるほど厳しい世界だった。