【作品ネタ】狭間の塔
舞台は夢と現実の狭間、願いの叶う塔に挑戦する物語
~あらすじ~
主人公は1年前の夏の終わりに妹を交通事故で失う。
それまでは親友(幼馴染で妹と両想い)と異性の幼馴染と4人で良く一緒にいたが、事故以来疎遠になる。
妹の命日まで1ヶ月となったある日、目を覚ますと目の前には天にも届く塔があった。
その塔の周辺には中世ヨーロッパを思わせる街並みが広がっていた。
住民曰くその塔の頂きにたった者はどんな願いも叶うとのことだった。
妹の死によってバラバラになってしまった自分たち、そして妹を救えなかった自分の無力を後悔していた主人公は塔へと挑む。
時を同じくして主人公とは少し離れた場所へ降り立った親友、そして幼馴染もそれぞれ塔へと挑む。
~塔とその世界の設定~
塔の世界は現実と夢の狭間。
塔の世界に招かれたものはそれぞれ現実で大きな後悔や挫折を経験して立ち直れていない者たち。
塔の本質は現実へ向き合う強さを得る魂の修行場で、現実の自分は身体と魂が分離された状態で植物状態。
塔の街は現実には無い快適な空間となっている。
この世界から抜け出す条件は現実を受け入れて街を去るか頂上へ到達し答えを見つけるかの2択。
試練を乗り越え頂上に立った時、すべての真実が告げられ答えを迫られる。
「現実を受け入れ目を覚ます」か「自分が望む夢の世界に旅立つ」かを。
~塔の試練~
基本は異世界のダンジョン探索。
装備を整え、モンスターと戦い上を目指す。
魂が強くなることでレベルが上がる。
塔の試練は1階層ごとにあり、それぞれの後悔や挫折した状況に似たインスタントダンジョンの様なものが生成されてそれに一人で立ち向かう。
上に行けば行くほど、自分の状況に近いものになっていく。