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自由詩

巡る季節と生命の先に

作者: ケイン

 【巡る季節と生命の先に】


巡る巡る季節は巡る。

【春夏秋冬】季節は巡る

幾つもの【彩り】と【風景】供にして。


【春】

野には【薄桃】色の花が舞い散り、山肌は【薄緑】色へと変わる。


【夏】

空には【赤】く燃える太陽と

澄んだ【青】が広がり、

その下では【濃緑】の若葉が繁る。 


【秋】

日中は、【紅】と【黄金】に彩られた道を歩き。

夜には、空に浮かぶ【銀月】を見つめる。


【冬】

朝には【白銀】の結晶が降り積もり、野を【白】く染め上げる。

夜には、暗さを和らげるかのように、一軒、一軒が【燈】色の光を灯す。


季節は彩りを変えながらも巡り行く。

過ぎる時間と命を乗せて。


巡る巡る命は巡る。

過ぎる時間と季節と共に。


【春】

薄紅の桜は、新たな【生命】へ祝福を授け舞い散る。 


【夏】

青空の下、若い【生命】は

躍動し山河を駆け巡る。


【秋】

紅く色付いた楓や、黄金色の銀杏に見守られ、出会いと別れを繰り返す。


【冬】

一面に広がる白銀を見つめながら、終の住処で次代を育む。


巡る巡る【生命】は巡る

次代に【願い】と【想い】を託しながら、時と共に巡り行く。


巡る巡る季節は巡る。

巡る巡る生命は巡る。


巡る季節と生命の先に、

輝く未来があることを

ただ願う。

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