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魔坑探儒  作者: 偽七靴
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天地乃行

廬生はじっとその男を睨んでいた。 


政が目配せすると数百人は居よう儒者、方士達の篭められた”坑の口”を秦の兵は埋め始めた。


まだ視界の隅に見えている政の吐き捨てた一瞬の言葉を廬生は聞いた。


「5年待つ… 仙丹を探し出すのだ。何も無ければそのまま死ぬが良い。」


坑の入口は完全に塞がれ訪れた闇の中を3日歩いた。


闇の中で発狂し殺し合いを始める者も居たが廬生は何も言わず歩いた。


光が見えた先に辿り付いた所で廬生は言葉を失った。


蒼い虹が煌く赤い空が広大な大地に敷かれていた。


天には仙山幽谷が聳え立ち異様な応龍の群れが雷の様な叫びを谺させている。


「おお!これぞ仙郷じゃ!崑崙に間違い無し!我らは真人ぞ!」


誰かが叫び走り出すと、幾人かの諸生が釣られてそれに続き地の空へと落ちて消えていった・・・


「あれは侯か・・・」


廬生は崩れ落ち天の地に叫んでいた。

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