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ホラー短編集

ひき肉事件

今日ぼくはスーパーでひき肉を買ってハンバーグにして食べたのだが……食べている時につけていたテレビのニュースを見てぼくは……吐いた。

理由は『スーパーオガタ従業員をひき肉にし、販売その全貌を追う!!』とキャスター行っているのを見た。

ぼくが今食べているこのハンバーグに使ったひき肉って……人肉ってことだよね。

な……んで販売してるの?

嘘だ!! 嘘だ!! 嘘だ!!!

これは悪い冗談だよきっと、あははは……おえっ

その時ぼくの家の扉を叩く音が聞こえてきた。

ドンドンドンドン

「緒方さーんいるのは分かってますよ!! お話聞かせてください!!」

違うやったのはぼくじゃない

その時

『そうやったのはお前じゃねえな俺がやったからな……あの時身体の主導権を俺に握らせたお前が悪いんだぜ雅之(まさゆき)

うるさい……うるさい……ごめんなさいごめん……なさい

あっそういえば虎牙(こが)のやつ彼女に殺されて喰われたってニュースでやってたな。

その彼女が何人も殺して喰ってたから死刑になったって……って何考えてんだろもう生きる理由もないし……こいつに身体の主導権を握らせたらいけないことはわかるから……よし

ぼくは決意を固めて扉を開けた

「あっ緒方さ……ん?……何を持ってるんですか? それで一体何を…………」

ブスリ

「緒方さん!? なんで自分を刺してるんですか!? はっ早く救急車を……え?」

ぼくは自分とこの記者を刺した。

そう逃げたのだ。

何もかもから……いいだろたまには逃げたって

『これで雅之は死んだ俺は自由だ!! あ〜あ雅之をとことんまで追い詰めといてよかったぜ。俺の再生能力があればこんな傷すぐに……よし!! 治ったっと……これからどんどん楽しい楽しいひき肉パーティーだな!! これからみんなは……ひき肉です!!』

「それから殺人事件がこの街で起こったそのうち十三件迷宮入りは七件

これが真那華町(まなかちょう)ひき肉事件か……松嶋巡査はこの事件どう思う」

「……えっあっごめん涼太(りょうた)聞いてなかった」

「いつも言ってるがここでは涼太と呼ぶな……家の時だけにしろ水華(みか)

「……あー!! 涼太だって私のこと水華って呼んでんじゃん!」

その時慌てた横谷が

「おい水華、涼太まただ!! またひき肉事件だ!!」

これがまさかあんなことになるなんて、俺は想像もしていなかった。


おしまい


読んでいただきありがとうございます!!

テレビで流行語でひき肉ですっていうのを聞いて

こういう話ありそうって思いつきましたので書きました。

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