設定資料(ねたばれ有り)
設定資料も大分前から更新されてませんね。
ここの裏設定を! とかいうリクエストが有れば、考慮に入れない事も無い事も無い事も……。
ここには本作の設定をちょこちょこ載せていきます。
登場人物はまた別に作る予定ですけど、準備中(多分各章の終わりに追加予定)。
ネタばれも含むので、気にする方はスキップで!
(学院編に入った後で書いているので、作中と間違えているかも?)
●世界観(かなりネタばれの裏話)
太陽の周りを星が回っている世界。平面世界とかじゃ無いよ。でも太陽の数とか月の数はまだ決めてないよ。
物質領域と精神領域が在る世界で、お互い影響し合っているよ。
物質領域と同様に精神領域でも知的存在が生まれたよ。
物質領域を眺めるばかりに飽きた精神領域の知的存在の中に、物質領域の中に己を溶け込ませて共に世界を愉しもうとする者が出て来たよ。
そういう自我が希薄な元精神領域の存在は、その内両方の領域を巡る力の欠片となったよ。
力の欠片と同化した物質領域の存在は、魔法が使える様に成って、同時に精神領域の存在を知る事になったよ。
その精神領域の存在を神と呼ぶ様になり、精神領域の事も神界と呼ぶ様になったよ。
物質領域の存在に同化した力の欠片は、その心や技を写し取って、物質領域の存在が死んだ後も世界を漂う事になったよ。
そんな力の欠片を宿した物質領域の存在は、前の宿主の記憶や技を受け継ぐ事になって、記憶持ちだとか転生者だとか言われたり、数々の技能を宿す様になったよ。
序でに魔力を宿した生き物は寿命も延びて、人は平均200歳くらいまでは生きるよ!
そんな世界なのですよ!
●四季とか時間とか一年の長さだとか(ラゼリア王国の場合))
年:一年は四百日
月:一月は基本三十日(この世界でも月の公転は約三十日から)。
春の一月三十日間 二月三十日間 三月三十日間 余り月十日間
夏の一月三十日間 二月三十日間 三月三十日間 余り月十日間
秋の一月三十日間 二月三十日間 三月三十日間 余り月十日間
冬の一月三十日間 二月三十日間 三月三十日間 余り月十日間
と、余り月という十日間の月が有って、閏年もそこで調整している。
春(3~5月)夏(6~8月)秋(9~11月)冬(12~2月)に相当。
週:十日が基本。但し、五日毎に休みが有ったりとして、半週単位で動く事が多い。
日:一日が何時間かは決めていなかったけど、世界観に合わせた超翻訳が働いているとして表記は二十四時間にしておこう(本当は三十二時間とかにしたかったけれど、絶対混乱するし。一日を昼と夜の二つに分けて、それぞれを四つに分けて、更に四分割(現実だとここが三分割)な感じで)。
時:一時は二時間。一刻は三十分。でも時分単位も併用。これも超翻訳案件。
●種族
竜や獣や魔法生物や異世界からの侵入者を祖とする者とかも、皆進化の結果人の様な姿を獲得している。
混血も出来る上に進んでいたりするので、祖による特徴はどんどん消えていっている。
人:人の姿をしている者。竜族や鼠族と祖の名を付けて紹介する事も有る。
獣人:獣の名残(獣耳や尻尾等)を多く示すが、人寄り。
人獣:二足歩行して簡単な言葉なら理解する獣。
獣:獣は獣。人の言葉を理解する獣も。
竜:竜は小型でも多く人の言葉を理解する。蜥蜴とは違う。
魔獣・神獣・聖獣:獣を棲む場所や性質で人が決めた割り振り
魔物:基本的に異世界からの侵略者と、異世界の影響で変異した生き物(歪豚等々)
鬼族:魔物の内、侵略者として一番多い。角が有る他は、よく有る生き物を写し取った姿をしていて、討伐されると土塊になる。
歪種:異世界の影響で変異させられた生き物(歪豚等)。但し、人への進化にも異世界の影響が有るとする説も有り。
●異世界からの侵略者とか
異世界からの侵略はまま有る感じ。神々は世界の発展を促すと静観。静観出来ない状況になったならどうするのかはまだ分からない。
異世界:この物語の舞台とは違う異世界
異界:異世界からの侵入者が世界の狭間に作る緩衝地帯。
異核:異界と異世界を繋ぐ核となる物。
界異点:物語の世界と異界とを繋ぐ接点。
●お金(ラゼリア王国の場合)
お金は信用貨幣では無く素材価値で遣り取りされている。技能で見抜けるので、贋金はまず出回らない。一両は約五十グラム。
即ち、一両金=四分金=十六朱金。産地との近さでも価値が変わる。銀は大量に産出される事も有って、価値が一定になる様調整されている。因みに、界異点によっては金銀も採掘される。デリラでは、食事をして一朱金をぺちりとやって「釣りはいらねぇ」ってやるのが粋らしい。
一朱鉄25円
一分鉄100円
一両鉄400円
一朱金1500円
一分金6000円
一両金24000円
一朱金(王都)3000円
一分金(王都)12000円
一両金(王都)48000円
一朱金(その他地域平均)2500円
一分金(その他地域平均)10000円
一両金(その他地域平均)40000円
一朱銀2500円
一分銀10000円
一両銀40000円
一朱銅600円
一分銅2400円
一両銅9600円
使いものになる刀剣は10両金ぐらいから
ランク6で20両金は欲しい
ランク5で50
ランク4で100
それ以上数百両金
●魔法薬の使用期限
大凡の参考。魔法薬に限らず、大体の代物はランク十二以下はがらくた。
因みに回復薬一本は約20mlくらいかな。
ランクB 200日程度
ランクA 100日程度
ランク一 40日前後
ランク二 20日前後
ランク三 10日前後
ランク四 5日程度
ランク五 三日程度
ランク六 その日の内
ランク七 二分の一日
ランク八 四分の一日
ランク九 数時間
ランク十 一時間
ランク十一 少ししか持たない
ランク十二 作ったその場で
●ランクとレベル
ランクは、界異点からの侵略者に対抗する力で付けられている為、戦闘に役立たない力しか無ければランクは低い。生き物と道具にランクが付けられる。また、生き物としてと道具としてで別にランクが付いていたりもする。
12:自活出来る力があり、成人と見なされる。
8:野生の獣に襲われても、危なげなく対処出来る力がある。魔物なら小鬼(単独)相当。
6:魔物を相手にしても、対処する力がある。
3:界異点近くにおいても、対処する力がある。
0:界異点に侵入して帰還するだけの力がある。(ランク零は、更にAから始まるアルファベットで細分化されている)
因みに、ランク零になると、神々から『亜空間倉庫』と言う、所謂アイテムボックスを祝福技能として貰える。神々にとってはランク零からが本番。
なお、ランク零以上を特級、ランク一から三を上級、ランク四から六を中級、ランク七から九を初級とも呼ぶ。冒険者としての呼び方なので、獣にも対処出来ないそれ以下は初級未満扱い。
ラゼリア王国では、単独で小鬼を斃せればランク六、大鬼相手でランク四、黒大鬼でランク二で、守護者ならば特級だと言われている模様。
また、レベルは、技能の熟練を示しているもので、ランクに大きな影響を与えると言われている。力が無くても、技能が高いレベルに有ればランクも高くなる。
●ランクの異名
ラゼリア王国では数字のランクの20~1に、それぞれ王国が定めた象徴が割り当てられている。(時々変わるらしい)
ランク1~12がほぼ不変だが稀に変わる。ランク13~20は、その年毎に各地からの献上物やら何やらの出来のいい物を並べている模様。
基本的に国か王家に属する物なので、個人持ちの神剣なんかは入ってこない。
でも、殆ど作者もまだ決めてないね。作中に出て来ない物は空白で以下の通り。
1:王樹ラゼリアバラム
2:クアドリンジゥルの門
3:
4:恵みの大河マダラス
5:白剣オセッロ
6:宝塔シリアズレンテ
7:秘境ライザ
8:宝剣イグザガリテ
9:宝杖デリラリア
10:
11:
12:神泉ルルカリス
13:
14:
15:
16:
17:
18:
19:
20:
●冒険者協会
ラゼリア王国発祥。元は神のお告げを何よりの物とした託宣教会という宗教団体だったが、王国の梃入れで、商会雇われの素材採集集団や、解放された剣闘奴隷を取り込み宗教色を弱めた結果、何でも屋な互助組織となったもの。
支部長は特級(ランク零)以上で、受付もランク六以上が必要だとか。
ナイフと薬草と動物の皮をあしらった看板。
●税制(ラゼリア王国の場合)
税金は、『天秤』の技能(対象に設定した条件と等価な対価が判別出来る技能)持ちか、『天秤』の技能を付与した魔道具で徴収するので、民衆は細かい事は考えていない事が殆ど。但し、一年分を纏めてとなるとその時に大慌てする事になるので、週や月単位で細かく納めるのが賢いやり方と思われている。
尚、冒険者はそれ自体が賦役扱いされて税が掛からないが、冒険者として以外で稼ぐと税が掛かる。
街道を行く者には次の決まりが有る。
ランク六以上:ランク六以上は行き来するだけで魔物の討伐に協力しているとの見方から、街道税や入街税の税金も掛からなくなる。
ランク八以上:街道税や入街税の税金は掛かるが自由に旅が出来る。
ランク十二以上:領内の移動が可能。ランク八以上が同行する条件で他領へも行き来可能。
ランク十二未満:ランク十二以上の同行で領内移動可能。ランク十二未満の責任は保護者にあるが、ある程度は見逃されている(緩い)。税金は保護者が同行する場合には保護者に準じる額の半額が保護者側に掛かる事に成るが、保護者の同行が無い場合には成人後に本人に掛かる事になる。領外に出るにはランク八以上が同行する他、審査を受けて許可を得る事が必要。
本編読んだ方が早いかも知れないけど、作者の備忘録なのさ!