2人の話
魔王代行となったレシラムはさておき、リュー、リフクはどうなったのか
「」人物が発している言葉
〈〉コソコソ話
{}思っている事
~トドルバの街中~
街の住民「レシラム君のお母さんあれから街に来てないわね」「そうねぇ」
住民達の話題は魔王を倒しに行った、レシラムの件で大騒ぎであった。
リフク「なんで、レシラムだけ、今頃魔王城で拷問に、」
リュー「不謹慎だろ」
リフク「だよな、でもぉ」
リフクは泣き喚いた。リューはリフクを慰めながらこれからどうするかを考えていた。その時、ある女性が2人の前に現れた
???「なにか、お困りですか?勇者様御一行」
急に話しかけて来た女性はそれはもう美人で、リフクとリューの股間を騒がせた。
リュー「誰だ?そこの美女」
???「美女だなんて、そんなぁ、」「私はミューラと申します。」
リフク「ミューラって、どこかで?」
リュー「ミューラだか、メデューサだか、知らんが困ってねぇし、そもそも勇者は魔王に拐われたんだよ」
ミューラ「え、嘘」「勇者って拐われるんですか?ピーチ姫ですか?」
リフク リュー「んなわけあるか!馬鹿にしてんのか!クソアマ!」
ミューラ「口悪」
ミューラは引いていた。その2人の胸への眼差しで。
リフク「所でなんで俺らが勇者の連れって分かったんだ?」
ミューラ「私の魔眼でみたらすぐ分かります」
ミューラは微笑んだ
リューは疑いの目を向けミューラに言った
リュー「あんた、なんで魔眼なんか、持ってんだ?魔物か?」
ミューラ「秘密です♡」
ミューラの色仕掛け作戦
リューは昇天した。
リフク「言えないならいいです。失礼かもしれませんが、あなた相当強いですね?」
ミューラは戸惑った。
ミューラ「あなた達よりは、ですが」
ミューラは微笑しながら答えた
リフク「急ですみません、自分達のリーダーを一緒に」リフクの顔は本気だった
ミューラは困惑したが、すぐ答えてくれた
ミューラ「すぐ近くの村に私の家があります。そこまで来てくれませんか?」
リュー「行く」
リューはミューラのその言葉で直ぐに起き上がり支度を始めた。
~魔王城~
???「レシラム~まだ我の愛娘見つからんの~」
レシラム「今、兵を連れて、全力で探してますが見つかりませんね。」
レシラムは完全に闇堕ちしていた。
???「はぁ、会いたいなぁ、」
レシラム「それより、サタン様デュラン達の部隊がサルコス帝国の最北端、デデバ村を壊滅させたみたいですよ。」
サタン「デュランはうちの中でも1.2位を争う魔物だからなぁ」「あんな、犬っころの手下達には負けんよ」
レシラム「そう遠く無いうちに北の魔王ガロウと当たるかも知れませんね。」
サタン「その時はレシラム頼むよぉ?元勇者の黒勇者様~」
レシラム「御意」
レシラムが魔王サタンに、服従しているなんて、リューとリフクは思いもしていなかった。
~サルコス帝国 帝都ルーパ~
帝都住民「我らがガロウ様のご帰還だぁあ」
ルーパ中住民達の歓喜に溢れていた。それもそうだ、帝王ガロウが遠征から帰ってきたのだから
ガロウ「お前ら待たせたな」
ベータ「ガロウ様は疲れておる、鎮まれ!税金共!」
住民〈ベータ様は本当にうるさい人だよな〉
突如ベータは住民に魔力玉を打った
住民「ぎゃぁぁぁぁぁ」
ベータ「なに陰口言っておる、堂々と言わんか!!税金共!」
ベータ{俺かっけぇ、やばくない?カッコよすぎね?}
住民「ベータ様お止め下さい!死んでしまいます!」
ガロウ「止めぬか、ベータ信頼が無くなるではないか」
ベータ「申し訳ございませぬ」
ガロウの統治しているこのサルコス帝国はいつも人が大勢死んでいる。理由は、、
~ムハナ村~
ミューラ「ここが私の住んでいる村、ムハナ村よ」
リュー「うん、確かに美女の匂いがする」
リフク「やめてくれ、こんなとこでも、」
ミューラ「ふふ、やっぱ面白い方達ですね」
ミューラは最高の笑顔を2人にあげた、いや、恵んで頂いた
リュー{結婚したい}
リフク{股間よ!言う事を聞くんだ!}
2人は心の中でミューラに対する好意を隠せないでいた。
ミューラ「着いたよ!」
リュー リフク「え、、、」
ミューラの家は藁で出来た家だった。
勇者一行
リュー
リフク
ミューラ
サタン軍
サタン
レシラム
デュラン
ガロウ軍
ガロウ
ベータ
この世界の街今まで出てきた街
勇者の街 トドルバ
ムハナ村
サルコス帝国
帝都ルーパ
デデバ村