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再開の話

ボールド死する少し前

レベッカ共和国某所〜〜

ボールド「お前、誰や?勇者の仲間でもなさそうやけど」

ボールドは前に立ち構えてる男に話しかけた

???「私はここを守っている」

ボールド「ほな、どうしよか、お前が退いてくれへん事には何も変わらへんねんな」

ボールドは右手で魔法陣を描いていた

???【陣】

男が一言喋ると辺り一帯が、切りに囲まれていく

そして、瞬く間に霧の中から、刃が飛んでくるそれをボールドは避けながら喋り続けた

ボールド「お前、なにもんや? 普通の人間とはちがうな?」

???【烈風】

霧は晴れ次は、嵐次々と天候を変えていく

ボールド「鬱陶しいの、きらいなんや、«タイマン»と行かせてもらおか!」

男は目を瞑り、両手を上げて、唱えた

???【聖魔天風】

ボールド【黒魔術の極意】

何も変わった所は無かった、ただ、ボールドの頭と体以外が無くなっていた、、、


レベッカ共和国 ヴァルキリア〜~

勇者四人衆はレベッカ3世から貰った家を堪能していた。

リュー「さーて、どうやってあのバカ倒すんだ、バカ強だろ」

リフク「正直、まだ全然叶わないと思う、ミューラの件もあるし、五大将軍の件も、、」

ムツキ「最近色々な事があり過ぎたな、あれから3ヶ月、俺らも鍛錬を積んだんだ、勝てねぇ事はねぇだろうが、」

ガミ「僕も昨日ようやく、ラプトルをテイム出来たんだ」

そう、勇者四人衆は日々強くなっている。だが、最近は色んな方面に問題を抱えている。ミューラの件、レシラムの件、五大将軍の件、4人は今どれから手を付けたらいいのか分からなくなっていた。

リフク「魔王軍もずっと、侵攻を続けているし、運良く五大将軍と当たってくれないかな」

するとドアから物凄い勢いで走ってくる女性が居た

???「みんな!久しぶり〜!!」

ガミ·リュー·ムツキ·リフク·「え、ぇぇぇぁぁあぇぇぇ」

リュー「なんで、なんでお前が、、」

リュー達は目から涙が零れてきていた

ミューラ「ごめんね、心配かけちゃった」

そう4人が悩んでいた問題の1つが解決したのだ

ムツキ「おかえり、ミューラ君がいればリュー1万人力だ!」

リフク「でもどうやって魔王からにげてきたの??」

リフクの質問にミューラは頷き答えた

ミューラ「助けてくれたの、、レシラムが、、」

4人は驚きが隠せなかった、あの残忍なレシラムがミューラを逃がしたなど誰が信じれるのだろうか

ミューラ「あいつは、、レシラムは今逃げ出したくても逃げ出せないの、この前のトドルバ襲撃事件も、死者は確認できてないわ」

リフク·リュー「じゃあ母さん達は、生きてるって事か?」

ミューラ「恐らくね、、ちなみに今、サタン軍はどんどん衰退しているわ、幹部の1人が討たれたの」

ムツキ「おいおい、まじか、知らぬ間に色々事が進んでんだな、五大将軍がやったのか?」

ミューラ「違うわ、まず五大将軍は魔王には絶対敵わないから、手出ししてこないの、だからあいつらは人間を襲う」

リュー「なんだ、腰抜けって事か、」

そんな話をしている中、新聞の号外が、来た

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜号外〜

五大将軍 魔王代行改め、黒勇者レシラムにより、ほぼ壊滅


魔王軍の一員に手を出した、地将レギンスは魔王サタンの怒りを買い、その後地将、雷将、水将、塵将の4人が黒勇者により討たれた。サタン軍の衰退はデマなのか?!

そして、最近活発に動いている黒勇者は何が目的なのだろうか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ムツキ「あ、問題2つ目解決だな、、」

ムツキの言葉に皆頷く

リューとリフクはその新聞を何度も読んでいた

リフク「レシラム、意図してなくても、俺たちの援護をしてくれた、」

リュー「考え過ぎた、あいつはなんも考えちゃいねぇさ」

2人はどことなく、嬉しそうな顔をしていたが、、

ミューラ「サタン軍は、今は叩けなさそうだね、そうだ、皆にサタン軍の概要を説明するね」

ミューラはサタン軍の幹部や、どれくらいの規模なのか、汲まなく伝えた

リュー「頭が痛くなるぅぅ」

ガミ「もう無理ぃ」

リフク·ムツキ「なるほど、この情報はデカイな、(ね)」

ムツキ「じゃあ今はサタン軍を討つべきじゃねぇって事だな」

ミューラ「流石、ムツキね」

そうして、話し合いをして夜が明けた

レベッカ共和国ヘナン〜〜

街は賑わっていた

半壊から4ヶ月だいぶ、雰囲気も明るくなりいい雰囲気になっていた

街の商人「兄ちゃん!うちの魚はうめぇよ!」

黒いマントを被った男「美味そうだ、買おう」

街の商人「毎度あり!」

黒いマントの男は街を見て、少し微笑んだ

黒いマントを被った男「やっぱり、人間はいいな、、」

そう呟き、魚を頬張りながら、王城をめざしていく、

王城門前〜〜

門番「誰だお前!」

黒いマントを被った男【黙れ】

門番は膝から崩れ落ちた

黒いマントを被った男「さて、王様は居るかなぁ」

玉座前〜〜

守護戦士数人に囲まれた黒いマントを被った男は何食わぬ顔で玉座まで歩いていく、、

守護戦士長「止まれ!何者だ!」

黒いマントを被った男はゆっくりとマントを取り喋りだした、周りの守護戦士達はその顔を見ると皆動けなくなった

レベッカ3世「な、何しに来たのだ!我の首を狙いに来たのか!」

そうレベッカ3世は訴えると微笑しながらその男は喋った

レシラム「勇者達が何処にいるか教えろ、さもなくばこの街を壊滅させる」

レベッカ3世は葛藤した、何故ならそこにはこのヘナンを半壊まで追いやった張本人黒勇者レシラムが居るのだから

レベッカ3世「何故だ、理由を答えろ!」

レシラムは顔に手を当て、ニヤケながらこう答えた

レシラム「友人に会いたいだけだ、何が悪い?」

レベッカ3世「魔王の側近が勇者様の友人なわけあるか!取り押されろ!皆の者!!」

レベッカ3世の命令により、その場にいた守護戦士役30名は一気にレシラムに押しかかる

レシラム「馬鹿共が、【レイブンソウル】」

その瞬間、周りを取り囲んでいた守護戦士達は姿を消した、、

レベッカ3世「な、何をした!?戦士たちを何処へやった!」

レシラム「殺してはいない、殺す価値も無い」

レベッカ3世は激怒した、玉座から立ち剣を掲げた

レベッカ3世「私が直々にお前を殺してやろう!お前などに、勇者様の居場所を教えるか!」

レベッカ3世はそう言い残し、最大火力の技の構えをした

レシラム「馬鹿野郎、お前を殺すつもり等ない、安心しろ」

レベッカ3世は聞く耳を持たず、そのまま攻撃をした

レベッカ3世【王の獄巻 列装】

レシラムに切りかかる、、、

レシラムの腹部を貫いた、レシラムは口から血反吐を吐きながら言った

レシラム「こんなんじゃ、俺は死なねぇぞ?」

レシラムはそう言うと、レベッカ3世の首を掴みあげた

レベッカ3世(こ、殺せ、こんな無様な姿を皆に見られたくはない)

レシラム【勇者の所まで案内しろ】

レベッカ3世は命令に従う事しか出来なかった。

レベッカ共和国ヴァルキリア〜〜

ミューラ「あんた達、何してんの?」

ミューラが見た光景は、それはそれはおぞましい光景であった、

ムツキ「これが今俺たちがやってる鍛錬だ」

リュー「ミューラもやるか?」

ムツキとリューはパンツ一丁で、にらめっこしていた

ミューラ「有り得ない」

その隣では、、、

ガミ「ビット!キャン、ラピー!お座り!」

ガミのテイム済み動物達を手なずけていた。

ミューラ「外でやってくれるかな?ガミ」

ガミ「ごめんなさぁい」

ガミはそう言いながら、外へ出ていった、、、するとガミの悲鳴が、、、

リュー·ミューラ·ムツキ「ガミどうした!」

2人パンツ一丁、1人パジャマがドアから一気に出てきた

そして3人は唖然とした、

レシラム「よう、やっと会えたな」

3人は息を飲んだ、禍々しいオーラそして、何より右手にレベッカ3世、、

レシラム「あぁレベッカさんよ、案内どうも」

レシラムはレベッカ3世をそっと近くの木に座らせた

レベッカ3世(逃げて、、くれ、、君たちを、、殺すつもり、、だ)レベッカ3世はそのまま気を失ってしまった

ミューラ「なに、私を逃げさせたのは、あなたの功績のためかしら?」ミューラはオーラを纏い始めた

レシラム「ミューラ、俺はそんなのには興味がない、今俺が話したいのはそこの勇者だ、」

レシラムはムツキを睨みつけた、それと同時にムツキもレシラムを睨みつけた

ムツキ「なんだよ?魔王の金魚のフン」

レシラム「なんぼでも言ってろ、俺の質問に答えて貰いたい、なぜこの世界に勇者が2人いる?」

レシラムはムツキの方に歩いていき、質問した

ムツキ「知ってたとしてもお前には言わねぇ」

レシラム「そっか、、」

レシラムはムツキの腹部を思いっきり殴った

ムツキ「ぐぶふぁ、、てめぇ、、」

ムツキは膝を付き睨みつける事しか出来なかった

すると横から、、

リュー「レシラム!てめぇなにしやがる!!」

リューがレシラムに殴りかかる、、それをレシラムはすんなりとかわす

レシラム「リュー、、今は黙っててくれ、後で伝える事がある、」その言葉には、色々な感情が、見え隠れしていた、リューは何も言わず、拳を解いた

レシラム「なんで勇者は2人いるんだ、それだけ知りたいだけだ、私用で来た」

ミューラ「ムツキ、答えなくていいわ、どうせサタンに伝えるんでしょ」

レシラムは深いため息をついた

レシラム「話にならん、リュー、、、ここから西にいって、ゴルゴの里に行け、」そう言うと、レシラムは去ろうとした、、

リュー「お前は、どっちなんだよ、勇者側なのか?それとも魔王側なのか?」リューは涙を流しながら言った

レシラムは少し立ち止まったが、何も言わずに、飛んで行った、、

リュー「なんなんだよ、お前は、、、、」

リューは膝から崩れ落ちた、街の方からリフクが走ってきた

リフク「何があったんだ!?」

リフクがリューに聞くと、ミューラがこう答えた

ミューラ「レシラムが来たのよ、勇者に会いに、、」

リフク「レシラムが?!」

リフクは驚き、同時に不思議に思えた、

ムツキ「あいつは、俺ら側でも、魔王側でもねぇよ、きっとな、そんな目をしてた、、」

ムツキがそう呟くと、リューが立ち上がり、

リュー「リフク、ゴルゴの里に行くぞ、レシラムが行けって言ってた」

リフク「それは行ってみるしかないな、」

2人は数日後ゴルゴの里に向かった、、、

お久しぶりです

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