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首都の話

~ヘナンへの道~

リュー「ムツキ、そういや、なんでヘナンに行くのを少し嫌がったんだ?」

ムツキ「嫌なマスターがいるから。」

ムツキはムスッとした顔で言った

リフク「でも僕たちの拠点はヴァルキリアじゃ?」

ムツキ「それを交渉してみようと思ってな、」

ガミ「眠たくなってきちゃった」

ガミは目を擦りながらリフクに抱っこを願った

リフク「しょーがないなー」

リュー「あれ?狐と兎は?」

ガミ「呼んだら来るよ~」

ムツキ「へぇ、便利」

ヘナンへの道にも魔物達は出てくるが今の勇者御一行には到底敵わない。

リフク「ここら辺やけに魔物多いね」

ムツキ「確かにな、ヌシでも居るんじゃね?」

すると、横の草むらからドレインマンがでてきた

ムツキ「ほら、ね?」

ムツキは木に括り付けられた

リュー「何やってんだよ!!」

ムツキ「ドレインマンの木は力を吸い取る能力があるからだるいんだよ」

リュー【電迷】

ドレインマンの木が切っても直ぐに治ってしまう

ムツキ「俺から力取ってるから俺を縛ってる木切ってくんねぇと」

リュー「かったるいな!」

リューはムツキを縛り上げていた木を切った

ムツキ「ありがとう、ドレインマン、栄養取ったろ?消えな」

ドレインマンは去っていった

リュー「え、なんだったん今の」

ムツキ「わざとドレインマンに吸い取らせてたの、」

リフク「ドレインマンは温厚な性格だから、ほぼ攻撃して来ないんだって」

ムツキ「首都への道なのにそんな危険な魔物がいてたまるか!」

リュー「あれか、レシラムが半壊させた街、ヘナン」

リフク「そうだったね、レシラムが、」

ムツキ「んな、顔すんな、王様にあって、称号貰って、ヴァルキリア帰んぞ」

勇者御一行「おう!」

~首都ヘナン~

街並みは壊れた建造物をまた直してる最中であった、見ただけで分かる相当な被害だった事は、看板には「恐るべし、魔王代行」と書いていた

ムツキ「変わんねぇな、ここは」

半壊していると言うのに、人で賑わっていた

リュー「流石、首都!!」

ガミ「うわぁ!お店いっぱい!!」

リフク「王様に会った後一緒に回ろうな、」

前から鎧の男がやってきた

メディア「お待ちしておりました。勇者様、王宮へどうぞ」

ムツキ「あぁ、」

勇者御一行は王宮へ向かった

メディア「ここでございます。」

ドデカい扉をメディアは開けた

メディアは物凄く大きな声で

「勇者御一行参られました!」

扉を開けるとそこには横に並んだ、騎士が玉座まで立っていた

リュー「す、すげぇ」

リフク「これは、」

ガミ「ふわぁ」

ムツキ「行くぞ、」

ムツキ達は歩いて、玉座の前まで行った

そして、勇者御一行は片膝を付き、頭を下げた

レベッカ3世「頭を上げよ、勇者達よ」

4人はゆっくりと顔をあげた

レベッカ3世「この度は、炎将を討伐してくれて、誠に感謝しておる、こちらも兵力不足でな、最高指揮官が守護戦士だったのが良くなかった、そこを君たちが助けてくれた。感謝する。」

ムツキ「こちらこそ、兵の皆さんが奮闘してくれたおかげで勝てました。」

レベッカ3世「名は聞いておる、勇者レシラム、戦士リュー、魔法使いリフク、そして、小さなガミ」

レベッカ3世は誤った情報を持っていた

ムツキ「誠に申し訳ございません。私の名はムツキと申します。」

レベッカ3世「はれ?レシラムではなかったか?」

ムツキ「レシラムは元勇者で御座います。」

レベッカ3世「なにぃ?!じゃあお主は、」

ムツキ「私はこの国の勇者ではありません。ですが、レシラムが居ない今、誰が魔王を倒すのかと、そして、この度立ち上がらせて頂きました。」

レベッカ3世「そうだったのか、名はなんという」

ムツキ「サトウ ムツキと申します」

レベッカ3世「珍しい名前だな、ムツキ殿、これからもこの国を頼むぞ」

ムツキ「はは!」「おこがましいとは思いますが、我々の拠点はヴァルキリアにありまして、ヘナン在住は厳しいかと、」

レベッカ3世「ほほう、その事ならヴァルキリアの市長に言っておこう、豪邸を用意せよとな、」

レベッカ3世は笑った

ムツキ「いえいえ、豪邸など、普通の一軒家で大丈夫です。」

この時この場にいた王様以外はこう思った 家は貰うんですね とだが、王様は違った

レベッカ3世「うむ!よかろう!」

レベッカ3世「命名しよう!勇者ムツキ!」

ムツキ「いぃぃぃぃ!!」

レベッカ3世「名誉戦士リュー!」

リュー「い、イィィィィィ!」

リューだけ、少し変わっているように思えた

レベッカ3世「魔道士リフク!」

リフク「イィィィィィ?」

レベッカ3世「子供ガミ!」

ガミ「ビーストテイマー!!」

レベッカ3世「すまないな、ビーストテイマーガミ!」

ガミ「イィィィィィぃぃぃぃぃぃ!」

レベッカ3世「そなた達をこれから!勇者の一味と呼ぶ!」

ムツキ「イィィィィィヤァァァァ」

レベッカ3世「そうか、なら、勇者、ゆう、勇者の」

ムツキ「普通に勇者御一行で大丈夫です。」

レベッカ3世「そうか?かっこいい名前は要らんか?」

ムツキ「はい、」

レベッカ3世「分かった!あと、地将が不穏な動きをしているみたいだ、気を付けてくれ、」

ムツキ「はは!」

ムツキ達は王宮を後にした。

ムツキ達がヴァルキリアに帰ってきた頃だった。

ある新聞が目に入る

王宮に、勇者四人衆現る!

ムツキ「結局勇者御一行じゃなくなってんじゃねぇか、」

リュー「あの王様面白そうだったな、」

リフク「ムツキ、なんで、イィィィィィって言ってたの?」

ムツキ「俺が、ヘナンに居た時よく聞いてたからな、任せろ」

謎のドヤ顔が決まった

リュー「てか、言っちゃって良かったのか?この国の勇者じゃないって事」

ムツキ「あぁ、良いんだよ」

リュー「そっか、じゃあ地将の情報集めだな!」

勇者四人衆「おう!」

こうして、新しい称号を貰った、勇者四人衆??は新たな1歩を踏み出し始めた。

だが、まだ勇者達には予想も出来ない事が起こる、のは、また別のお話

勇者四人衆

勇者ムツキ 練力1960 職業勇者 技属性聖

概要 今の勇者御一行のリーダー的存在、ずば抜けて強いが、おっちょこちょいな一面も?


名誉戦士リュー 練力840 職業戦士 技属性雷

概要 王様に名誉戦士と称号を貰った、レベッカ共和国にも5名しかいないとか?


魔道士リフク 練力820 職業魔法使い 属性自然

概要初めて、リューに練力を抜かされてしまった、だが、魔法使いなので心を鍛えれば幾らでもあがる。属性は自然と書いているがリフクが得意としているのは土の操作である。


子供ガミ 練力460 職業ビーストテイマー 属性無

概要 まだまだ弱いが、ビーストテイマーと言う珍しい職業につけた事でモチベが上がっている。


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