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家出帰りの話

~勇者サイド~

リュー「くそぉ!!」

ムツキ「····」

リフク「どうして、、」

ガミ「グスングスン」

みんな、ミューラが拐われ、幹部との格差を思い知らされ、放心していた

ムツキ「すまねぇ、救えなかった、ミューラを」

リフク「ムツキは悪くないよ、僕達が悪いんだ」

リュー「俺らが弱いからよぉ!」

すると、黒ゴーレムがまた動きだした

ムツキ「こんな時によォ!」

ムツキ【勇者の心解放】

周りが光輝いた

リュー「初めて見んぞ、あんなの、」

ムツキ「もう雑魚には用はない」

ムツキ【エクスキャリバァァァ】

黒ゴーレムは粉々になった。

ムツキ「ふぅ、気を取り直して、次の町へ行こう」

リュー「そんな、すぐ、立ち直れるかよ」

ガミ「···」

リフク「···」

ムツキ「そのまま挑むのか?ボールドに、負けるだけだ、それだったらでかい町に行って強くなった方がいいだろう」

リュー「そ、そうだな、」

ムツキ「もっと、東に行けば、ヴァルキリアがあるはずだ」

リフク「ヴァルキリア!?ガンおじさんが居る場所」

ムツキ「ふん、好都合だな、レベッカ共和国2番目の都ヴァルキリア」

リュー「俺らの拠点になりそうだな!」

ガミ「う、うぉー!」

4人はヴァルキリアに向かった

~ミューラサイド~

2人はボールドの魔法で飛んで魔王城に向かっていた。

ボールド「ほんで、なんで逃げたんや」

ミューラ「サタンが嫌いだからよ!」

ボールド「なんだそのガキみたいな考えわ」

ボールドは笑った

ミューラ「あなた、私を逃がしてくれないかしら」

ボールド「馬鹿か?俺に命令してええのは、サタン様だけや」

ミューラ「はぁ、、みんな、」

ミューラはレベッカ共和国を後にした。

~魔王城~

レシラム「朗報です。サタン様」

サタン「な〜に〜」

サタンは寝転びながら聞いていた

レシラム「たった今ボールドさんから連絡が来ました。 ミューラ様が保護されたと、」

サタンは飛び起きた

サタン「んだとぉ!!!」

レシラム「今こちらに向かってきてるとの事」

サタン「我が愛しの愛娘~我が愛しの愛娘~」

サタンはルンルン気分になっていた

魔王城に残っている幹部はレシラムただ1人なのに、そのサタンの喜びは魔王城周辺まで聞こえていたまるで大宴会をしているかのように

サタン「愛娘は何を欲してるの思う~?」

レシラム「なんでしょうねぇ」

サタン「ボールド流石だなぁ」

そのサタンだけの歓声は1時間ばかし続いていた

サタンの部屋のドアが空いた

ボールド「ただいま戻りました。」

サタン「おかえりぃ!ミューラたん!」

ボールドの後ろにはミューラの姿が

ミューラ「近寄らないで!!」

サタン「寂しい事言うなよ~」

ミューラは怒りながらレシラムの方へ向かった

レシラム「おかえりなさいませ、ミューラ様」

レシラムがそう言うとミューラはレシラムにビンタした

ミューラ「最低ね」

その場の者たちは唖然としていた

ミューラ「部屋で休むわ」

サタン「もう少ししたらご飯だからねぇ~」

ミューラはシカトし、部屋を出ていった

ボールド「レシラムお前、なんかしたんか?」

レシラム「いいえ?でも、この前勇者達と戦った時、1度会っていました」

サタン「なんで!報告しなかったの!」

サタンはレシラムに怒鳴った

レシラム「申し訳御座いません。娘様だと分からずに、」

サタン「まぁいい、今宵は大宴だ!幹部たちをすぐ招集しろ!!」

~ミューラの部屋~

ミューラ「ほんと、窮屈だし、くそみたい、」

コンコン、ドアがなった

ミューラ「誰?」

ドアの向こうから聞きたくもない声が聞こえた

レシラム「レシラムです。お話出来ませんか?」

ミューラ「絶対にいやよ」

レシラム「そうですか、」

レシラムは去っていった

そして、大宴···

サタン「皆!戦場にいたのにも関わらずここに集まってくれてありがとう!」

ナヘ(珍しく、サタン様が1番だ)

デュラン「おめでたい事ですね、ミューラ様がおかえりになられるとは」

サーガは車椅子で来た

サーガ「こんな、見苦しい格好で申し訳御座いません」

レシラム「サーガさん、回復なされたのですね」

サーガ「黙れ」

サタン「今回は久しく帰ってなかった2人も呼んでおる!来い!」

ドアを開けて入ってきたのは、

サルディ「おめでたい事ですよ、兄さん」

???「シュー···」

実に20年振りに全ての幹部が揃った。

サタン「ミューラ、おいでぇ」

ミューラがサタンの隣の席に座った

デュラン「お美しい、お姿ミューラ様お帰りなさいませ」

ミューラ「やめて、デュラン」

サーガ「こんな、姿ですが、、お久しぶりですミューラ様」

ボールド「改めて、お帰りなさいませミューラ様」

サルディ「兄さんの娘可愛いなぁ」

???「シュー·····」

ミューラ「みんな、やめてこんな宴しなくていいわ、サタン」

みんなの目がいきなり変わった

サタン「がはは、ミューラパパと言いなさい」

ミューラは仕方なく

ミューラ「パパ、私部屋に帰りたい」

サタン「皆!飲め飲め〜!!」

サタンはミューラの言葉なの聞きもせずに宴を始めた

この宴は朝まで続いた

ミューラはいつの間にか、眠っていた

ミューラ「うわ、寝ちゃった、あれ?部屋?」

ミューラが起きたら部屋であった

その部屋の隅に人が

ミューラ「誰!?」

レシラム「レシラムです。」

ミューラ「出ていって、クズ野郎」

レシラム「口が悪いですね、質問していいですか?」

ミューラ「サタンに言われたのね」

レシラム「いえ、独断です。」

レシラムは即答した

ミューラ「なによ、」

レシラム「リュー達はどうでした?俺が帰ってから、、」

ミューラは驚いた顔をして、返答した

ミューラ「あなた、洗脳されてないの?」

レシラム「されているはずだよ、ほぼ記憶がない、ただ、あの後からおかしいんだリューとリフクが心配で」

ミューラ「あんたが心配するほどあの子達は弱くないわ」

ミューラはリュー達のこれまでの冒険を話した。

レシラム「そうだったのか、悪い事をしたな、、」

ミューラ「何故あなたは逃げないの?」

レシラムは困った顔をした。

レシラム「何故か、逃げる気が起きないんだ」

ミューラ「やっぱり洗脳の種があるわね」

ミューラが続きを言おうとした時ドアが鳴った

ナヘ「レシラム様~散歩行きましょぉ」

レシラムは立ち上がり、最後に言った

レシラム「ここから出たいなら俺の部屋に明日来い」

レシラムは出ていった

新しい幹部が2人出てきましたが、紹介はまた今度♡

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